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電縁都市ふじさわ市民記者養成講座を修了したみなさんです。
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
善行雑学大学 第129回講座 『松下政経塾』
2010年3月18日

善行公民館の掲示板に興味を引かれるポスターが貼られていました。

「善行雑学大学 第129回講座『松下政経塾』」というものです。

善行雑学大学は、代表理事の宮田英夫さんが「東京雑学大学」に範をとり、1999年3月に設立してから10年以上、善行公民館を拠点に市民のみなさんに生涯学習の機会を提供している団体です。当日会員も気軽に参加できる月1回の講座開催のほかに、会員向けの史跡探訪や施設見学などの課外授業も着実に回を重ねています。

2009年5月の10周年記念式典と海老根靖典市長による第120回講座の様子が、藤沢市ホームページ内「えのぽ」に詳しく紹介されていますので、是非ご覧ください。

http://e-comm.cityfujisawa.ne.jp/efp/2009-03-28-00-40-33/

     
   
  政権交代で身近になった感のある政治の世界
 

「松下政経塾」の名も、市井の人々の会話に頻繁に登場しています

2010年2月21日(日)に、「善行雑学大学 第129回講座『松下政経塾』」を聴講させていただきました。

今回の講座は、松下政経塾2期生の海老根市長からの推薦があり、松下政経塾理事長・塾長の佐野尚見氏のご登壇が実現したものです。

2009年から現職という佐野氏は、長年経済界を牽引していらっしゃった方ですが、長身でソフトな印象の紳士。お話しいただいた「松下政経塾」の魂を体現していらっしゃる方だと感じました。

2時間にわたり、松下幸之助の経営理念・形成のプロセス・その実践・国家観・生涯・「松下政経塾」に込めた思い・塾の理念・方針・塾生に求められる資質・研修方針・塾生活・活動・卒塾生の現況・入塾生のプロフィールなど盛りだくさんの内容を、とてもわかり易くお話ししてくださいました。パワーポイントで貴重な映像も拝見しました。

あっという間の2時間でしたが、とりわけ印象に残ったのは、人生で一番嬉しかったことは、大阪船場の丁稚奉公時代に五銭もらったことだという松下幸之助の人柄や「三方よし」という考え方、トップが代わっても経営理念がしっかりあれば組織はブレないということ、水道哲学、商道、素直、運と愛嬌、自修自得、イケなくなる企業の4つの特徴、大正時代の三大発明などでした。

松下幸之助が考え抜いたたくさんの事柄を記録に残し、実践し続け、250年先に目を向けて、予測と実現を計っているこの組織の一端を知り、日本人として大変心強く感じました。

そして、わが身をふり返り恥ずかしいことしきりです。

松下政経塾で徳知体のシャワーを浴びることのできる塾生は、選ばれた人によって選ばれた人たちであり、その人たちへの国民の期待は大きく膨らんでいると感じました。

講演の模様は「善行雑学大学ビデオ・ライブラリー」に記録・保存されており、学生会員向けに貸し出し可能となっています。

     
   
  タイムリーな演題で、200席設置可能な
善行市民センター体育館は大入り
海老根市長も熱心に耳を傾けていました
 


講演で紹介された書籍

* ジェームズ・C・コリンズ著 ジェリー・I・ポラス著 山岡洋一訳『ビジョナリーカンパニー』日経BP出版センター,1995年

* 西岡常一著『宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み』日本経済新聞社,2005年

* 松下幸之助著『実践経営哲学』PHP研究所,昭和53年

その他の資料・URLをご紹介(ゆきうさぎチョイス)

* 松下幸之助〔述〕 PHP総合研究所研究本部「松下幸之助発言集」編纂室編集制作『松下幸之助発言集1〜45』京都 PHP研究所,1991年

* 『松下政経塾 二十五年の歩み』財団法人松下政経塾,平成16年

* 『松下政経塾報 第25〜39号』松下政経塾,1996年

* 上坂冬子著『政治経済より人間力 松下政経塾は何をするところか』PHP研究所,2008年

* 『松下政経塾』URL:http://www.mskj.or.jp/

書籍・資料は藤沢市市民図書館に所蔵があります。このほかにもたくさんの関連資料が所蔵されていますので、是非アクセスしてみてください。

* 藤沢市図書館URL:http://www.lib.city.fujisawa.kanagawa.jp/


傾聴する機会に恵まれるというのは、生涯学習のなかでも第一歩だと思います。

学校時代の学習と違って、まさに自修自得の世界に入る生涯学習は、学習者のアンテナの張りようで無限に広がる宝の島です。そのチャンスを提供してくれる善行雑学大学の存在は、市民にとって心強い味方です。世の中を先取りしている講座のテーマといい、宣伝が行き届いている点といい、その運営はどのようにされているのか、興味を持ちました。

初回から現在までの講座のテーマと講師をご紹介できないのが残念ですが、その道のエキスパートが講演料なしで「講座のご案内」やレジュメを自作して来てくださるということは稀有なことです。

泰然自若とした宮田代表とお話をする機会を得られ、お人柄にふれて経歴なども知り、合点が行きました。運営委員や会員が知的で熱心であることが伝わってきました。

常に学ぶ姿勢、情報を掴み取りにいく姿勢、果敢にアプローチする姿勢であることが基本なのですね。

藤沢市教育委員会が後援していることや、会場の確保に善行公民館の協力があることも大きなことです。

その他の活動も多岐にわたり、1932年に旧「藤沢カントリー倶楽部」のクラブハウスとしてアントニン・レーモンド氏の設計によって建築された「グリーンハウス」の保存・再生に尽力していることは驚きでした。

善行の知の宝庫である善行雑学大学が今後も長く続くことを、地域住民の一人として願うとともに、是非参加・協力をしたいという気持ちが強く湧きました。

善行雑学大学との出逢い、ふっと はっと ほっと。

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
『龍Q館』に行ってきたよ
2009年11月19日

今日ぼくは、りゅうきゅう館に行きました。
朝早く学校へ行くと、もうバスが待っていて、トイレに行ってから急いで乗りました。さい玉まで行くのだそうです。「江戸川ってさい玉なのかな。親せきが江戸川にいるけど、さい玉じゃないよ。」と言ったら、先生がわらいました。
と中トイレ休けいがあったけど、ずっとバスに乗っていてひまでした。
やっと着いた所は、たんぼの中のたて物でした。「これがりゅうきゅう館?」とだれかが言ったけど、正かくには、「こくどこうつうしょうかんとうちほうせいびきょくえどがわかせんじむしょしゅとけんがいかくほうすいろしょうわはいすいきじょうないちていたんけんみゅーじあむりゅうきゅうかん」って言うのだそうです。

     
   
  国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所
首都圏外郭放水路庄和排水機場
 

たて物のまわりはとても広くて、サッカーができるしばふの公園や、川の前の見はらし台や、オブジェや、むかし使ったあなほり機などがありました。
たまに、きつねやたぬきも見かけるそうです。

     
   
 

1日に掘ることができたのは7m
約20年前に使われていたシールドマシーンは今、
時計になっています

 


りゅうきゅう館には、地図とか、もけいとか、ビデオとかがあって、係りの人がせつ明してくれました。川と川をつなぐ水の道があって、川の水があふれそうになると地下の入れ物に入れるしくみだそうです。入れ物は学校のプールみたいなのじゃなくて、つつの形をしている入れ物が5こもあって、それをつなぐ太いみちもあって、水を送るのにジェット機のガスタービンエンジンというのを使っているそうです。つつの形をした入れ物の一番大きいやつは、スペースシャトルや自由の女神が入る大きさだそうです。水は全部で67万トン入るのだそうです。それは、サンシャインビル一杯くらいだそうです。
「オレ、サンシャインビルしらねーし」とだれかが言いました。みんな笑いました。
集まった水は江戸川に流されるのだそうです。そのはやさは、学校のプール一杯の水が1秒で流れ出るそうです。

     
   
 

さて、いよいよ地底探検です
入り口はなんだかフツーです

 

さて、いよいよ地ていたんけんです
階段をたくさんおりました。だれかが数えたら、116段あったそうです。
だんだん暗くなって、ちょっと気味が悪かったです。
でもよく見ると、あん外きれいなところでした。どろとかをすくい出すおそうじをしたばっかりだからだそうです。ゆかから天じょうまで18mもあって、59本の柱があるそうです。かべに水のあとがありました。今ほんとうに水が入ってきたら、おぼれちゃうなあとドキドキしました。
ここのしせつを作るのに、18年以上かかって、お金は約2300億円かかったそうです。
2300億円ってすごいと思いました。前、日銀の見学に行ったとき、1億円のかたまりを見ました。そのとき説明の人が、松坂とう手のけいやく金のことを話してくれたけど、それよりずっとすごいです。

     
   
 

ギリシャ神殿のような雰囲気です
気温は一年中15℃くらい
5つある立坑(たてこう)はもっと深いです

 
     
   
 

平日の操作室では1〜2名が
モニターで監視しています
稼動時には7〜8名が一斉に
機器に張り付きます
仮面ライダーやウルトラマンの
撮影にも提供されています

 
     
   
 

いろいろな模型があります

 

今日わかったこと。それは、川は長く長くつながっているんだということです。今ぼくがさい玉で見ている川は、東京にも千葉にもつながっているのです。
親せきがいるのは同じ江戸川だけど、東京の江戸川でした。
あと、川は大事にしなくちゃいけません。のむ水もおふろの水もみんな川からもらっているのです。でも、雨がたくさんふって、川があばれる時があります。そうなると、こう水とかになって、家が水びたしになって、人の命をうばったり、大事なものがなくなったりします。その原因は、もともとの地形もあるけど、急げきな都市化にも原因があるそうです。雨がふるたびに大変なことになっていたのに、かいけつできたことは、すごいとだと思いました。
「うちの人にも見せたいな」と言ったら、係りの人がホームページを教えてくれました。

http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/index.html

みんなも見てね。              おわり

 

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
みんなの藤沢市図書館 〜としょかんグルメ!?〜
2009年5月1日

゛文化都市ふじさわ゛にふさわしい「藤沢市図書館」を、ちょっぴりマニアックな視点でご紹介したいと思います。みなさんはいくつご存知かな?

     
   
  1986年開館の総合市民図書館  
第4回日本図書館協会建築賞優秀賞受賞
 
     
   
  藤沢市図書館のシンボルマークを知っていますか?総合市民図書館開館に先立って市民から公募し、
村岡の主婦の作品が選ばれました
 

○市内全域をきめ細かくつなぐ4館11図書室 [※1,2]
わたしたちの藤沢市には「いつでも、どこでも、だれでも、なんでも」をモットーとし、オンラインでつながっている総合市民図書館・南市民図書館・辻堂市民図書館・湘南大庭市民図書館の4館と、回送車がつなぐ11市民図書室(長後・明治・辻堂・御所見・片瀬・遠藤・六会・善行・藤沢・鵠沼・村岡)があります。
一斉休館はなく、かならずどこかが開館しています。4館は共通で、どこでも貸出・返却が可能です。11図書室ではそれぞれの図書室カードを作って利用することができ、どこでも4館の資料の返却ができます。
そのほか、市内大学図書館(慶応義塾大学湘南藤沢メディアセンター・日本大学生物資源科学部図書館・湘南工科大学付属図書館)や神奈川県内の他市町村の公共図書館、神奈川県立図書館、国立国会図書館ともつながりがあります。
パソコンや携帯電話を使って蔵書検索やインターネット予約ができることを考えると我が家も図書館とつながっていますね!
インターネット予約はとっても便利。いつでも、どこでもサイトを開けば最新の情報を知ることができて、必要な資料を近くの図書館や図書室に運んでもらえます。貸出期限を延長することも可能です。
そのほか、来館が難しい方のために、業者による「有料宅配便」やボランティアによる「宅配サービス」もあります。
「お取り寄せ」はグルメの世界だけではないのですね!きめ細かい図書館ネットは市民の強い味方です。
「高齢で図書館まで行くのが大変なので、宅配サービスはとってもうれしいの。ボランティアさんとの世間話も楽しくて。」とおっしゃるのは近所のおばあちゃま。
「夜中でもパソコンから予約を入れて、休みの日に近くの図書室で受け取れるのは、ビジネスマンにとってはありがたいですね。」とは、恰幅のよい紳士の弁。
※利用についての詳細はぜひ図書館におたずねくださいね。スタッフはとっても親切です。

     
   
  南市民図書館は「海」に関する
本のコーナーがあります
 
     
   
  辻堂市民図書館は「環境問題」に関する
本のコーナーがあります
 

○蔵書など [※2,3,4,5]
どこの市町村の図書館も少なからず特色があると思いますが、藤沢市図書館にも意外な特色とお宝がいっぱい!
そのほんの一例ですが・・・
総合市民図書館には、慶応4年の「太政官日誌」のマイクロフィルムや明治21年7月からの「朝日新聞」のマイクロフィルムが保存されています。
「これはスゴイ!」と大学教授が一言。
貴重書や調べものに役立つ資料の資料や地域資料が豊富に揃う「調査・研究室」では、専任のスタッフが援助してくれます。「いつも頼りにしています。」とは、在野の研究者の言。
ビデオやDVDやレーザーディスクが視聴できる「ビデオ鑑賞コーナー」や「CD・カセットテープ鑑賞コーナー」もあります。「ホームシアター感覚で利用しています。」とおっしゃったのは若いママ。他3館にもAV(オーディオビジュアル)鑑賞コーナーがあります。
湘南大庭市民図書館には、特別コレクションとしてマイアミ・ビーチ文庫(姉妹都市)、川田順文庫(歌人)、片山哲文庫(政治家)、羽仁五郎文庫(学者)、石堂清倫文庫(社会運動史研究家)、江口朴郎文庫(現代史研究科)、古在由重文庫(哲学者)があります。また、藤沢市にゆかりのある方の著作を集めた市民文庫があります。「へぇ~、こんな有名な人の本も市民文庫にあるんだね。」と、おじさまの声。
パソコンや電卓などを持ち込めるパソコンルームもあります。
また、藤沢市図書館全体で、CDの所蔵が多いのも特筆すべき点ですね。マンガの所蔵があることも珍しいです。
「ぼく、大きくなったらうちにあるマンガを図書館にプレゼントするんだ!」と元気のいい男の子がいました。
子育て情報コーナーや子どもの本のコーナー、ヤングアダルト向けのコーナーは、それぞれの時間帯で大入りです。
全国の電話帳や官報、今日の新聞から古い新聞まで、あってヨカッタ!の一角があります。

     
   
  入り口の「湘南大庭市民図書館」の
文字は山本前市長の揮毫
 

○図書館学のテキストに載っている藤沢市図書館! [※6,7]
「選書の基準」はどこの公共図書館にもあると思いますが、藤沢市の選書の基準はその先進的な考え方や公開していることが評価されています。また、プライバシーの保護についても先駆的で、この2点は図書館学のテキストには必ずといって良いほど掲載されています。

○全国有数の利用状況 [※3,8]
日本全国津々浦々あまたの公共図書館がありますが、それらを一定の基準でまとめた資料があります。「蔵書数」とか「登録数」とか「人口1人当たりの貸出件数」とか「登録者1人当たりの貸出件数」とか「回転率」とか、あまり馴染みのないことばですが、そんな基準ではかられた藤沢市図書館は、全国でも有数のすばらしい経営がなされている図書館です。

○市民の図書館 [※9]
藤沢市はどんな分野も行政と市民との協働が盛んですが、図書館も市民が支えているなぁと感じます。本の寄贈をはじめとして、本を自宅へ届ける「宅配ボランティア」・返却された本を書架に戻す「配架ボランティア」・子ども図書館の展示をする「ディスプレイボランティア」・子どもと絵本をつなぐ「おはなし会ボランティア」・1歳6ヶ月健診で親子に絵本の楽しさを紹介する「ブックスタートボランティア」などなど、多くの市民が積極的に参加しています。
市民のためなら「いつでも、どこでも、だれでも、何でも」といってくれる藤沢市図書館。それに対して、市民はどのように図書館を見ているのでしょうか。藤沢市でまとめている「市民満足度に関する調査報告書」では、図書館は毎年1位か2位に輝いているのですね。相思相愛というところでしょうか。これからも、子育てに役に立つ、ビジネスに役に立つ、いろいろ役に立つ図書館づくりのために、わたしたち市民も参加したいなぁと思うのです。

「知りたいは 納税額に かかわらず 期待するのは情報のプロ」 長屋の隠居より

市民と行政の協働で、知の宝庫を限りなくふくらませ、次世代につなげていきたいものです。

<参考資料>
※1『藤沢市新中央図書館建設計画検討委員会検討結果報告書』
※2『藤沢市図書館利用案内』
※3『平成20年度 藤沢市図書館概要』
※4『ようこそ藤沢市湘南大庭市民図書館へ』
※5 http://www.lib.city.fujisawa.kanagawa.jp/ (藤沢市図書館ホームページ)
※6『図書館員選書4 蔵書構成と図書選択』河井弘志編 日本図書館協会
※7『日本図書館協会 図書館と自由 第10集 収集方針と図書館の自由』
  日本図書館協会図書館の自由に関する調査委員会編 日本図書館協会
※8 『日本の図書館2008』 日本図書館協会図書館調査事業委員会編
  日本図書館協会
※9『市民満足度に関する調査報告書 平成19年度』

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
ふじ子さんのゴミ日記「生ゴミ処理にハマってます!」
2008年11月12日

ふじ子さんは、藤沢市に住むかしこい主婦。日記をつけるのが趣味。
近隣の市に住むなでしこさんとは、いろいろな情報をメールで交換しながら相談し合う間柄。ゴミ有料化を機に藤沢市が斡旋するバケツ式密閉容器を購入したふじ子さんは・・・

     
   
  自宅に届いた当日のバケツ 1,000円也
 

○月×日
バケツ式密閉容器を買ってからの私は、まるで別人のよう。毎日の料理がこんなに 楽しいなんて!いや、料理が楽しいのではない、料理によって出る生ゴミを集めるのが楽しいのだ。生ゴミコレクターとでもいうべきか。
調理台の脇に専用タッパーを置いて、野菜の皮やら魚の骨やらをまな板の上からどんどん放り込むだけなのだが、なんだか非常に達成感がある。料理の仕上がりの達 成感とあいまって、二重の喜びだ。調理が終る頃には、生ゴミタッパーは冷蔵庫へ格納される。えっ!生ゴミを冷蔵庫に入れるの?と言ったのはだれ?ノープロブレムでしょう。いつだったかの芥川賞受賞作家も言っていた。
贅沢に作られた料理も残ればゴミとなる。境目はどこ?と。

○月×日
生ゴミ専用タッパーは、大体4日くらいでいっぱいになるようだ。その他に大好きな緑茶の茶殻が法外に出る。生ゴミグッズのひとつ、茶殻容器が一日でいっぱいになることも!ヒマで家にいるとゴミが出やすいということか。それぞれが満杯になったらいよいよバケツ式密閉容器の出番だ。ボカシの効き目やガス抜きの必要から、直接投入するよりバケツにビニール袋をかけたほうがよさそうだ。でも待てよ、しみ出た水分が自然に流れるようにしたいから・・・そうだ!クリーニングに 出した衣類に被せてくれるビニールが使えそうだ!我ながらグッドアイディア、特 許もの!さて、詰めた生ゴミの上からEM菌入りボカシを振りかける。これを作った会社の人って、結構笑いのわかる人かも。だって、「ボカシ和えの出来上がり」なんて書いてあるもの。

     
   
  生ゴミグッズ:使い古したタッパー・洗濯洗剤用の計量スプーン・生ゴミ処理剤・茶殻容器は市販の
ヨーグルトの空き容器にスポンジを仕込んである
 

○月×日
生ゴミ収集を続けて約1ヶ月で、バケツ式密閉容器がほぼいっぱいになった。
その間バケツの下に溜まる醗酵液を抜くのも大事な仕事だ。説明書によると、醗酵液の利用方法は二通りあって、薄めて植物の液肥に使えるのと、薄めてトイレや下水に流すと悪臭を抑えるのだそうだ。えっ〜、そうなの?不思議!あんまり不思議だから、メーカーに聞いてみた。

商品名『生ゴミ処理剤<エコサイクル>』を製造・販売している静岡の会社、株式会社大和(ダイワ)さんのお話。
「この商品は、琉球大学の比嘉照夫(ひがてるお)名誉教授によって世に出たEM菌を主体として、当社独自の製法で商品化したものです。EM菌に関してはご紹介する資料をご参考にしていただければお判りいただけると思いますが、乳酸菌、酵母菌など約80種を組み合わせた微生物群なのです。通常の肥料は土と混ぜ合わせることで空気に触れ、熱を発しながら効いていくものですが、EM菌は空気を嫌うもので、菌の中の微生物が生ゴミを分解し、空気のない土の中でもゆっくりと効いていくのです。イメージとしては、ヨーグルトの中の乳酸菌が、空気のないおなかの中で良い働きをしてくれるような感じですね。
EM菌はニオイを抑えるという働きがあるので、下水などに薄めて流すことを提案させていただいております。」

そうかぁ〜、このコックをひねったら出てくるオレンジ色の憎いヤツは、結構スグレモノなんだ。それにしても醗酵液はなんて鮮やかなオレンジ色なんだろう。これは最高のエキスなんだ。大和さん、いいひとだったなぁ。とっても丁寧に教えてくれた。
 EM菌がわかる資料として、下記の書籍を紹介してくれた。今度図書館で借りてみよう。

*『EMのすべて 農業富民別冊』比嘉 照夫 総監修,富民協会・毎日
 新聞社(ネット検索したところ、上記の資料の所蔵図書館はヒット
 しませんでした。比嘉名誉教授の著書は多数ありますが、下記の二点
 をご紹介します。)
*『EMで生ゴミを生かす 家庭菜園から農業利用まで』比嘉照夫著,
 サンマーク出版.1995(沖縄県立図書館ほか所蔵)
*『新世紀EM環境革命』比嘉照夫著,綜合ユニコム.2003
 (神奈川県立川崎図 書館ほか所蔵)

     
   
  バケツ式密閉容器のコック部分
醗酵液を抜くときには付属のカップで受ける目盛り
がついているので希釈しやすい至れり尽せりだ
 

○月×日
バケツ式密閉容器は、集合住宅の狭いベランダに置いても邪魔になるほどじゃないし、陽にあたるほうが良いらしいし、密閉されるからニオイも全然ない。溜まったボカシ和えは、お父さんが藤沢市から借りている近くの家庭菜園に持っていく。自転車の後ろのカゴにすっぽり入って、いやはや便利便利。
スコップでちょっと掘って、有機肥料投入完了!ふじ子のおかげでいい野菜ができるよって喜んでくれる。1ヶ月に1回お父さんの顔を見に行くのも、親孝行かな。

○月×日
ゴミ分別に努力する毎日を続けること数ヶ月。可燃ゴミを指定日に出す回数が極端に減った。ピンクの指定収集袋は10gのものを使っているけど、ゴミが溜まらない!生ゴミ収集は凝りに凝って、麦茶のパックまで解体している。生ゴミをよけて、ほかの分別もきちんとすれば可燃ゴミってこんなにも出ないものなのね。雑紙の分別にもかなり努力しているから、可燃ゴミといえば、FAXの感熱紙とか集荷票のカーボン紙とかがチラホラあるだけ。夏の間は花火やアイスクリームのカップがあったけど、これからの季節は鼻をかんだティッシュが増えるかな。当初の目標は指定収集袋10g1巻3ヶ月維持だったけど、1枚で1ヶ月はもつわ。ということは、1巻200円でほぼ1年OK!?家計は大助かり、親孝行できて、エコ生活もバッチリだわ!
この成果をなでしこさんに伝えなきゃ!!

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「第41回 みんなの消費生活展」
2008年7月31日
第41回みんなの消費生活展
開催趣意書

「みんなの消費生活展」は一般市民が賢い消費者になるための情報発信基地として、また日頃の消費生活を見直すきっかけづくりの場として、行政・消費者団体・企業が協働し開催しています。
 ゛次々に明るみに出た偽装事件から毒入り餃子にいたる食の安全性の問題゛、゛世界的穀物不足の中で40%を切った自給率゛、゛温暖化のせいなのか暑すぎる夏゛、゛虐待や通り魔殺人゛など、安心して生活できるとは言い難い状況が私たちを取り巻いています。一見無関係なようでいて、密接に絡み合っているこれらの事柄は、個人で解決できる問題ではありません。しかしまた私たち一人ひとりが自分の生活を見直さない限り改善されない問題でもあります。
 では何がどう絡み合っているのか?何をどのように見直したらよいのか?それを多くの市民の皆様と共に考えるため「第41回みんなの消費生活展」のテーマを『みんなおいでよ!安心・安全・元気なくらし!』と設定しました。
 生活のいろいろな側面から、安心・安全・元気なくらしを考えてみたいと思います。

みんなの消費生活展実行委員会


上記の趣意のもと、7月25日(金)と26日(土)の両日、湘南台文化センター内、湘南台公民館にて、第41回みんなの消費生活展が開催されました。

一日目のオープニングは湘南みどりが丘幼稚園のかわいらしい鼓笛演奏、二日目は藤沢市消防音楽隊の素晴らしい演奏でした。

     
   
  ‘ブラボー!‘
日頃の練習の成果を遺憾なく発揮
 
     
   
  勤務明けとは思えない
清々しい藤沢市消防音楽隊
 

各会場では、食・環・住を柱に、二日間いろいろな催しや体験や展示がありました。

ホールでは、子育てについての講演、消費者被害防止落語、製品事故防止セミナー、食生活についての講演がありました。
体育室では、幼稚園や小学校の鼓笛演奏・合唱や、妖艶なハワイアンダンス、元気いっぱいのキッズダンスやフォークダンスがありました。

珍しかったのは、「おもちゃかえっこバザール」です。
自分の持ってきたおもちゃとお友だちが持ってきたおもちゃをポイントに換算して、とりかえることができるのです。度々様子を見に来ていた子は、どうやら自分の出したおもちゃが心配のよう。人気がないのもつらいけど、もらわれてしまうのも、つらいよねぇ。

調理室では、「親子でエコクッキング」や「地元の夏野菜・玄米おにぎりの試食」や「親子もちもちパンづくり」などがありました。公民館いっぱいに漂う良い香りに、おなかもグ〜!

手作りコーナーでは、青竹を使った作品やペレットアクセサリーを真剣な表情で作っている親子連れがいました。遊び塾のブーメランも楽しかった。
宿題ひとつ片付いたって言ったのはだあれ?
おもちゃの病院は、毎度、子どもたちの強い味方です。おじさん、ありがとう。

和室では楚々とお点前をする淑女が印象的。
おや、映像コーナーでは利殖商法や悪質商法にだまされない法のビデオ上映。
行政相談員もいて、苦情や提言を聞いてくれました。話してスッキリ顔の紳士をお見かけしましたよ。

廊下でお土産をいっぱいもらって喜んでいるのは、「こだわり情報コーナー」でクイズラリーをした人たち。子どもたちより大人のほうが、真剣なまなざしではありませんか?いろいろ教えてもらって、賢くなった。満足満足、ですって!
どんなコーナーかって?タイトルをちょっと並べてみましょう。
■ やってみよう雨水利用
■ 藤沢市内での自然エネルギーの展開・測定値の発表
■ 身近なことから始めようコープのエコ環境活動
■ 手作りで旬を食べよう 地域を食べよう
■ そのお皿の食べ物にこんなに大勢の生産者、顔はみ〜んな見えてる?
■ 種なしぶどう 〜種はどこへいったの?〜
■ 安全・安心な暮らし
■ 東京ガスの安全・安心な暮らしの提案
■ 台所の安全の道
■ 食育と食料自給率向上について
■ 地元で採れる旬の食材を使った行事食
■ おいしい たのしい げんき〜藤沢市の学校給食〜
■ ゴミ減量を目指して
■ 木造住宅耐震補助事業の紹介
■ インターネットの安全な利用方法
タイトルを読むだけでも「気づき」がありませんか?

さて最後に、講演のひとつ、早稲田大学アジア研究機構教授 村井 吉敬氏のお話の極々一部をご紹介しようと思います。読者のみなさんが何かのきっかけにしていただければ幸甚です。

     
   
  エビ博士のこだわり
街頭でティッシュはもらいません!
 

「私たちのぜいたくな食生活〜これほどまでに、よその国に食卓を預けて良いのか?〜」より、胸に残る言葉の数々
■ 中国製品を買わずに生活ができるのか?(*1)
■ 中国の食品だけが危ないのか?国産なら安心なのか?
■ りんご農家は自分たちが食べるりんごには農薬をかけない
■ 養殖池で背骨の曲がったハマチを見たことがある
■ うなぎを食べれば風邪が治る?
■ 抗生物質漬けの養殖うなぎ
■ 天然なら安全か?
■ 汚染された海で獲れた天然もの 環境破壊は進んでいる(*2)
■ 工業製品を輸出すれば食料を輸入しなければならない産業構造
■ スマトラ沖地震(*3)は、多大なエビ被害をもたらした
■ エビの目を切ると産卵回数が増える 
■ 養殖池の水温を上げて成長を促進する
■ 過密な集約養殖池と粗放養殖 どちらがよいのか 
■ 自然災害を回避することのできるマングローブ林(*4)の伐採を
  していたのは日本の企業
■ 伐採されたマングロープ林は街頭で配られているティッシュになる?
  BBQに使う炭になる
■ 日本はバナナの輸入量より猫の餌缶の輸入量が多い
■ 猫の餌缶の中身は高級魚。
■ 食糧難にあえぐ国で猫の餌缶が作られている
■ 缶詰工場で働く人たちは猫の餌缶とは知らない
■ 冷凍エビの背ワタは無いほうがよく売れる
■ そのために一日中冷凍庫内で背ワタをとる仕事をする現地の人びと
■ エビを容器に並べる時 一段目と三段目の並べ方が決まっている
■ その仕事の意味はわかっていない
■ 日給は200円くらい 外気は30度以上
■ 日本でも間伐材を使って割り箸をつくることはできるけれど
■ 第一次産業 低賃金 きつい 汚い仕事は 日本では嫌われる
■ 机上でパソコンを叩いて何億も儲けることが良いこと?
■ 流行に乗せられて生活していないか?

需要があるから供給があるのですね。今の世の中を悲しんだり怒ったりする前に、自分は何を大切に考え優先するのか、何ができるのか、ということを考えてみたいと思いました。
ひとりではどうにもならないことですが、ひとりがやらねばどうにもならないことでもあるのですね。実行委員会の趣意がしみじみ伝わる消費生活展でした。
来年もまた、行きます。

The End


参考文献(ゆきうさぎチョイス)

*1:『チャイナフリー』サラ・ボンジョルニ著
   東洋経済社 2008年
*2:『地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル〜あなたのたいせつなもの
    はなんですか?〜』山本敏晴 写真・文 小学館 2008年
*3:『TSUNAMIをこえて〜スマトラ沖地震とアチェの人びと〜』
   アチェ・フォトジャーナリストクラブ 写真 藤谷健 文
   ポプラ社 2006年
*4:『マンガで見る環境白書6 エビ王国のマングローブ林を守れ!』
   環境庁企画調整局企画室監修 大蔵省印刷局 1999年

みんなの消費生活展実行委員会メンバー
藤沢市消費者団体連絡会
藤沢市放射能測定器運営協議会
コープかながわ藤沢市コープ委員会
食生活研究会
県民生活協同組合やまゆり藤沢
地元の農業を考える会
藤沢市消費生活研究会
東京ガス叶_奈川西支社
神奈川県LPガス協会湘南支部藤沢部会
関東農政局神奈川農政事務所
湘南栄養指導センター
保健給食課
環境管理課
建築指導課
IT推進課
保育課
市民相談課

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
ふじ子さんとなでしこさんのメール日記
「ゴミ、どうしてる!?」
2008年7月12日

ふじ子さんは、藤沢市に住むかしこい主婦。日記をつけるのが趣味。
近隣の市に住むなでしこさんとは、いろいろな情報をメールで交換しながら相談し合う間柄。さて、最近のふじ子さんは・・・ゴミ有料化で思案顔。

○月×日
 ついに、ゴミ有料化の時代がやってきた!
 捨てられるものは出来る限り捨てたけど、これから出るゴミまでは
 捨てられなかった。
 ゴミ箱は小さくしたし・・・他に何かできることあるかな?
 そうだ、なでしこさんに聞いてみよう。
 確か、なでしこさんの住んでいる市はもう有料化が始まっている
 はずだもの。

  受信者:なでしこ
  送信者:ふじ子
  件 名:ゴミ、どうしてる?
  なでしこさん、お久しぶり。ふじ子です。
  藤沢市でもゴミが有料化になるんだけど、何か良きアドバイスを!
  そちらはもう始まってるのよネ?

  受信者:ふじ子
  送信者:なでしこ
  件 名:Re:ゴミ、どうしてる?
  ホント、お久しぶり!
  ゴミはネ、徹底して分別!!
  それと、ひたすら圧縮!!
  ゴミ有料化には、税金で徴収する方式とかもあるけど、
  この近辺はだいたい同じ、指定収集袋購入方式で、袋の容量や
  値段も同じみたい。
  週に2回ある収集日に毎回は出さないの。大抵2回は我慢して、
  3回目に出す。10gの袋10枚あれば2ヶ月はもつよ。
  ゴミ有料化に反対する人が多いけど、ナンセンスよ。
  蛇口をひねれば水が出る、ゴミを出せば持っていってくれると
  いうのは当たり前だとみんな思っているみたいだけど、
  すべて先人の偉業の恩恵じゃない。それを孫子の代まで維持する
  努力をするのは、私たちの義務よ!
  実はね、今コンポストが欲しいと思っているの。
  でも、高いのよねぇ。
  市の助成があるんだけど、それでも決心が要るのよ。
  ふじ子さんの所はどう?

○月×日
 なでしこさんからゴミの件で返信があった。
 相変わらず熱い。
 この夏空に、2週間近くもゴミを手元に置いとくなんて、スゴイ!
 戸建てだからかなぁ・・・。コンポストも庭があってこそ、でしょ。
 皮がかさばるからスイカやグレープフルーツが売れないんじゃない
 かっていう人が いるけど、食べたいものは我慢できないなぁ。
 ゴミ有料化で気を遣うのも最初だけって言う人もいる。
 でも、ちょっと調べてみようかな、コンポストのこと。

*藤沢市の電動式生ゴミ処理機購入費補助金交付・コンポスト容器等
 購入斡旋について、詳しくは以下のURLをご参照ください。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kankyo/page100127.shtml

  受信者:なでしこ
  送信者:ふじ子
  件 名:藤沢市の場合
  なでしこさん、この間はメールありがとう。藤沢市のコンポストの
  ことを調べてみたよ。詳しくはサイトを見てね。
  意外に種類が多くてびっくりしました。それに安い!
  いっそのこと電動式生ゴミ処理機を買おうかと思ったけど、
  子どもの自由研究に良いかも!と思って、バケツ式の容器を
  買ったよ。
  近くの市民センターに簡単な用紙を出すだけで、
  間もなく届きました。
  お代は、バケツと一緒に届いた用紙で、市民センターか銀行で
  払い込めばいいらしい。
  早速、生ゴミを詰めてみようと思いまーす。
  結果は、乞うご期待!! 

  受信者:ふじ子
  送信者:なでしこ
  件 名:Re:藤沢市の場合
  ふじ子さん、情報ありがとう。
  藤沢市のホームページ、見たよ。
  ひとこと、羨ましい!!
  結果、教えてね。 

○月×日
 なでしこさんの市に比べると藤沢市のコンポストは安いし、
 サイズも種類もたくさんある。電動式生ゴミ処理機の購入補助の
 しかたも良心的だ。
 それに、思い立ってから手に入れるまで、なんて簡単!
 家まで届けてくれるのも嬉しい。
 市民の立場に立った気配りがあるなぁ。
 藤沢市に住んでて、ヨカッタ。
 ゴミ有料化でコンポストを買う人が増えたと聞いたけど*、私の周り
 じゃ聞かない なぁ。みんな、もっとアンテナ張らなきゃ!
 って言ってやろ。
 「ごみNEWS」**も結構タメになる。

*藤沢市環境部環境管理課/編『ふじさわ環境白書』は年度毎に発行
 されており、市役所本館ほか各市民図書館等で閲覧可能。
 その中でコンポスト購入数の年度別推移がわかる。
 但し、ゴミ有料化スタート後の動向については2008年
 (平成20年)版となり、今秋に発行予定。
**藤沢市環境管理部環境管理課/編『ごみNEWS』はNO.10が
 最新号。毎年度 末の発行で、市内全戸に配布されている。

○月×日
 水を切った生ゴミをバケツ容器に詰めて、醗酵促進剤を振りかけた。
 私が買ったバケツ容器には、「EM菌入りボカシ」という醗酵促進剤が
 ついていた からお得だった。一袋で生ゴミ50s分は使える計算。
 さて、明日で一週間経つけど、中身はどうなっているかな?
 そうだ、写真を撮って、なでしこさんに報告しよう。
 目指せ、指定収集袋10g1巻3ヶ月維持!
 ふじ子、ゴミ、減量してます!!

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「卒業記念 善行中学校クリーン作戦」
2008年3月04日

猛烈な春一番が日本列島を駆け巡った翌々日、藤沢市立善行中学校では、3年生が卒業前の奉仕活動として、校舎内や地域の清掃をしました。
例年は、生徒が教室のワックスがけをしたり外周道路などのゴミを拾ったりするのですが、今年の奉仕活動は例年の活動のほかに、家庭や地域を巻き込んで、大々的な清掃をしました。名づけて、善行中学校クリーン作戦。

■校舎の裏手が不法投棄の温床に
善行中学校は、学業に対してもさることながら部活動にも熱心な学校です。
生徒たちは、毎朝毎夕の部活動で外周道路を走ります。
そのコースの一部である校舎裏手の土地が不法投棄の温床となっていました。
個人が捨てたと思われる物のほかに、重機を使って業者が捨てたと思われる物が散乱しています。裏門には重機の爪あとがくっきりと残っています。

■子どもたちが無意識に環境から学ぶこと

2007年4月に、「善行三者ふれあいネットワーク」の席上で、この不法投棄の現況が話題に上りました。
「善行三者ふれあいネットワーク」とは、善行地区内の小中学校の校長先生とPTA、そして地域のさまざまな団体が連携して、子ども達の健やかな成長を支援している組織で、事務局は善行公民館に置かれています。
詳しくは http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/manabi/page101117.shtml
今まで、先生方や保護者、地域の方々はそれぞれに心を傷めていたようです。
自分のところで処分に困った物は、こっそり投げてしまえば良いのだ、という一部の不心得な大人の所業を、子どもたちに日々見せていることをあらためて認識したのでした。

■ごみ処理を引き受ける熱い大人たち
不法投棄物の撤去は、原則として地権者にその責任があります。
市道などの場合は、藤沢市環境事業センターの不法投棄担当の方が撤去作業をしてくれますが、どこのものでも撤去してくれるわけではありません。
この場所はかねてより苦情も多く、環境事業センターでも懸案とされていましたが、いろいろな事情が絡み合い、これまで一掃されるには至りませんでした。
ところが、前出の「三者ふれあいネットワーク」から情報を得たPTAから環境事業センターへと話が通じて、地域のボランティアが清掃をして、集められたごみを収集するという形で不法投棄が一掃されることになったのです。

■卒業記念 善行中学校クリーン作戦
善行中学校PTA主催のクリーン作戦に集結したのは学校・生徒・家庭・地域とさまざまな立場から約100人。番線を取る、不法投棄物を集める、下草を刈る、と手際よく進められていきました。
テレビ、洗濯機、エアコン、タイヤ、ふとん、ダブルベッド、一斗缶に入ったペンキ、水道管、トタン板など、さまざまなものが出できて、集められた不法投棄物は、可燃ごみ約800キロ、不燃ごみ約3トンでした。
「一掃されたのも束の間」とならないために、今後の対策と活用はしっかりと考えられているとのことでした。
主催者の善行中学校PTA会長さんは、みなさんに感謝の気持ちを伝えていましたが、それぞれの立場で、みなさんがお互いに感謝し合っていたのではないでしょうか。

     
   
  奉仕活動をする善中生
 
     
   
  ごみ処理を引き受ける熱い大人たち
 

(財)家電製品協会から委託を受けて廃家電の調査をしているという民間研究所のスタッフの方が取材にいらっしゃっていて、こんなお話を伺いました。
「藤沢市はごみに関しては非常に先進的な市町村です。パトロールの成果を地図に落とし込むなどデータベースを持っていて、動向を把握して事業を推進している素晴らしい市ですよ。専門家も注目しています。
今日は横浜から来ましたが、藤沢の街はきれいですね。」
市民として、うれしいお話でした。

■善行中学校3年生のみなさんへ
この度は、卒業に際し、地域への奉仕活動をしてくださってありがとうございました。学校の周りから団地の広場まで丁寧にごみを拾ってくれる姿を見て、とても頼もしく思いました。特にこの度は、3年生と保護者、学校、そして地域の方々が協力して、長年放置されていた不法投棄が一掃されました。後輩たちのためにも、善行の住民のためにも、とてもよいことをしていただいたと思っています。この充実感、清潔感を忘れずに、大人になってからもポイ捨てや不法投棄などを決してしないでくださいね。
みなさんのことは、親御さんとともに、先生方や地域の人も、温かく見守っています。
みなさんを見守ると同時に、自分自身もみなさんに恥じない大人でありたいと思っています。
自分の視点だけでなく、他の視点からも物事を見ることができる大人になってください。
ご卒業おめでとうございます。

地域の者より
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「ふじさわまちづくり債」
2008年2月20日

「おや八っつぁん、具合でも悪いのかい。
 随分蒼白い顔してるじゃぁないか。」

「キ ン ケ ツ」

「えっ? なんだって?」

「ご隠居、後生だから、少しばかりナニをナニしていただだだけ
 ませんでしょうか。」

「何だいそのナニをナニしていただだだってぇのは。」

「やだなぁご隠居。察してくださいよぉ。」

「ははーん、博打で負けたのかい。」

「へい、そういうわけで。」

「しかたがないねぇ。
 おまえさんには経済観念ってぇものがないのかい。
 情けないねぇ。
 長屋の者が困ったときには、サッと入用なだけ出す。返すのはいつでも
 いいからねと言ってやる。そのくらいの度量がないといけないよ。
 なんだい、その手は。」

「長屋の者が困ってますから、ハイ、頂戴しやす。」

「まだ出すとは言ってませんよ。あたしだってね、汗水たらして働いて、
 やっと貯まったきんすを『ふじさわまちづくり債』に投資したばっか
 りなんだから。」

「ふじさわまちづくり債?」

「そう、住民参加型市場公募地方債。」

「なんだか早口ことばみたいですね。」

* 地方債について詳しくは http://www.chihousai.or.jp/02/01.html

「今回は辻堂駅周辺地域都市再生事業に活用する目的でね。
 5億が公募された。」

「あー、あの『湘南C−X』ですね。ゴ オ ク?」

     
   
  現在開発中の辻堂駅周辺
 

「随分と大金だが、一体何に使われるんでしょうね。」

「おや、八っつぁんのカシラも伊達についてるわけじゃあないらしい。
 なかなかいいところに気づいたじゃないか。
 なんでも主に大通りや駅前広場をつくるのに用立てるらしい。
 投資した金額には年利1.2%が付く。利払いは年2回。 5年後には
 元金が一括で戻ってくる。」

「へぇ、あっしには縁のない話だが、きんすがあれば誰でも申し込める
 んですかい?」

「藤沢市民か市内の法人だな。」

「へぇ、日本人てぇのは聞くがホウジンってぇ人もいるんですね。」

「八っつぁん、法人てぇのはね・・・ま、いいや。
 ともかく、途中で入用になって返してもらうようなことにならない
 限り、このご時世では随分とお得なんだよ。
 今回で4回目の発行だったんだが、いままでは保健所やら
 保健センターやら小学校、その他にも市民センターやら
 消防の出張所のために資金が活用されてきたんだよ。
 自分たちのまちだからね、汗水たらして貯めたきんすが役に立って、
 安心・安全・便利になって、懐も温かくなるんだからこんなに
 いいことはないよ。さすがは藤沢市だ。日本全国1,700を越える
 市町村があるが、こういう地方債ってぇのを発行しているのは
 僅かだよ。」

「ご隠居、今日はいいことを聞きやした。おいらもあやかりてぇ。
 これから一稼ぎしてきやす。」

「あー、八っつぁん、八っつぁーん!
 行っちまったよ。まったく。
 まちづくり債の公募はもう終っちまってるんだがね。
 また泣きついて来なけりゃいいが。
 まぁ、つぎの公募までには間があるだろうから、
 八っつぁんの懐も少しは温かくなるだろうよ。」

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「7番目の男〜明けましておめでとうございます〜」
2008年1月02日

■大晦日の夜

「ママ、さっきからボーッとしてるよ。
 どうしたの?」

「あっ、ごめん・・・
 あのね、この間の人のこと、思い出してたのよ。」

「あぁ、クリスマスにホテルのロビーですれ違った人?
 あの時は教えてくれなかった。
 ねぇ、誰なの?あの人。」

「ママが好きだった人・・・。」

「えっ!?そうなの?・・・偶然すれ違ったんだ・・・
 いつ頃のこと? 何してる人? なんで結婚しなかったの?
 声かければよかった じゃん?
 確か、女の人と一緒だったよね?」

「そんな、一遍に聞かれても・・・。
 昔のこと・・・よ。
 ママはね、これでも結構モテたんだから。
 何人も振ったのよぉ。」

「へぇ〜、それで最終的にはパパなわけ?
 でさ、でさ、あの男の人は何番目くらい?」

「7番目・・・かな。」

「フーン、7番目の男かぁ。」

「あら、8番目が呼んでる。
 お酒がもう無いんだわ、きっと。
 ハイ、これ持っていって!」

「もう!人遣い荒い!」

■我が家のお正月

「明けまして おめでとうごさいます。
 今年もよろしくお願いしまーす。」

「お屠蘇をどうぞ。」

「ママ、アレある?」

「はい、ありますよ。」

「えっー、ママって、パパがアレって言うだけでわかっちゃうの?」

「そりゃね、長い付き合いだから。」

「ハイ、のっぺ。
 大根のお汁も出しますか?」

「うん、いいね。
 やっぱり正月は、コレがなくちゃな。」

     
   
 

『のっぺ』
『のっぺい汁』は新潟の郷土料理
煮干のだし汁に里芋・つぶし豆・ギンナンなど
たくさんの具を入れる

 
     
   
 

『大根のお汁』
おもちを入れていただく

 
     
   
 

大根を削る道具
我が家のご当主さまより高齢だ

 

「新潟のお母さんの味がなかなか出せないのよね。
 今年こそって、毎年思うんだけど。」

「ママののっぺも美味いよ!
 さっ、おせちを食べたら、初詣に行こう!」

     
   
 


 
     
   
 

2008.1.1
辻堂からの眺め

 
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
チッチとフジー*「江の島 花火大会」
2007年8月11日

〈日時〉8月7日(火)午後7時40分〜午後8時40分
〈場所〉藤沢市片瀬海岸西浜
〈主催〉江の島マイアミビーチショー実行委員会 
〈後援〉神奈川県/藤沢市/(社)神奈川県観光協会
    藤沢商工会議所/江の島海水浴場協同組合/
    江の島海水浴場営業共同組合/(社)藤沢市観光協会 

あらすじ
遠距離恋愛中のチッチとフジー。
今夜は「江の島 花火大会」で久しぶりのデート。はてさてどうなるチッチとフジー。
恋のはじまりは「ゆきうさぎコラムアーカイブ チッチとフジー*小さな恋のものがたり〜遠距離恋愛篇〜」をご参照ください。

■Scene1*オープニング

「ゴーッ!ヨンッ!サンッ!ニーッ!イチッ!
 ドッカッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!
 やったぁ!! 
 うわぁ〜・・・き れ い・・・」

「おぅ!チッチ、すまんすまん」

「あっ、フジー!遅い!
 今、ハギーさんのカウントダウンで最初の花火、上がっちゃったよォ。
 一緒に見たかったのにィ。」

「ゴメン。仕事が長引いちゃって。
 今夜はずっと一緒にいられるじゃん。」

「えっ!?いいの?・・・だって・・・」

「おっ、あっちの場所がよくねぇ?行こっ。」

「あっ、フジー、待ってよ!」

■Scene2〜3*春から夏のイメージ

「へぇ〜、花火にもストーリーがあるんだ。
 そういえば、今のは夏ってカンジだよね。」

「そうかぁ?オレには全然わからん。」

「もう、ムードないなあ。
 そういえばさ、さっき挨拶してた人、誰?
 藤沢市って書いてある警備ベスト着てた。」

「ああ、市役所の人だよ。
 花火大会のための警備をしてるんだ。」

「え?市役所の人なんでしょ?」

「そう。
 前にさ、花火大会で見物客が将棋倒しになって、死傷者がでた事故があったじゃん。
 あのあとから、藤沢市の職員は安全のために出張るようになったらしいよ。
 ほかにも、消防関係、委託の警備員、交通安全指導員、警察官、実行委員会の人たちとか、たくさんの人たちが警備してくれてるんだよ。
 ほら、あそこが警備本部。」

「あ、あそこ?
 そうなんだぁ。特等席で見物してるのはどんな人かなぁって思ってたけど、見物してるんじゃなくて警備本部だったんだ。
 へぇ、やるじゃん、藤沢市。
 警察官とか、警備が仕事の人たちはそのために配置されるんだろうけど、ほか人たちはさ、普段の仕事を終らせた後に私たちを守ってくれるんだよね。
 そういえばさっき、拡声器で一生懸命アナウンスしてた。
 足元に飛んでくるゴミを拾ってくれてる人もいたよ。
 警備ってことはさ、見物客が帰るまででしょ。
 たいへんだね。ありがたいね。」

「そうだな。」

「それにしてもすごい人出だよね。平日なのになんでこんなに人が集まるんだろ。地面が見えないよね。
 江の島が沈んじゃったりして。」

「おう、帰りは大変だぞ。
 駅までの道がさ、有名神社の初詣並みの混雑になって、警察官がロープを張って歩行者の進行制限をするんだ。
 駅に着くまですげえ時間がかかるんだよ。」

「えっー、そうなの?
 今夜中に帰れるかなぁ。」

「いいじゃん、帰らなくても。
 オレ、ハラ減った。なんか食おう。」

「えっ? フジー、今なんて・・・
 ちょっと、待ってよ〜。」

■Scene4〜5*秋から冬のイメージ

「2尺玉って、すごいねぇ。
 空全部が花火になっちゃう。」

「そういえばさ、ゆかた、かわいいじゃん。」

「いまごろ〜?
 最初から着てたでしょうが!」

「ああ、着てたね。」

「なら、会ったとき最初に言ってよ!
 藤沢市の市民記者コラムでさ、おりづるらんさんのゆかたの着付け方読んで、一生懸命着たんだよぉ!!」

「そうかぁ。
 うん、いいよ、かわいいよ。」

「えっ?そう、そんなにいい?
 えへへ、がんばった甲斐があった。
 でも・・・あの・・・一度脱いだらもう着られないからね。」

「えっ?何言ってんの?
 あっ、電話だ・・・。」

「・・・ごめん、チッチ。職場に戻らなきゃ。
 悪いけど、帰る。気をつけて帰れ、なっ。
 じゃっ!」

「えっーーーーー!!そんなぁーーーーー。」

「フジー!!
 次の日曜は、結婚式場の下見の日だよー。
 遅れないでよねーーーーー!!」

「んっ、もうっ!!
 来年は記念花火をプレゼントしようと思ってたけど、止めよっ。
 いや待てよ、フジーのバカってメッセージ打ち上げてやろうかな!」

                            完

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「まちかど行政相談」
2007年5月31日

「ごっ、ご隠居っ!てえへん、てえへんっ!」
「なんだい八つぁん、しとんちへいきなり入ってくるもんじゃないよ。
まずは、あいさつ、だろ?}
「あー、いけねぇ、いけねぇ。おはようございます。」
「はい、おはよう。で、何が大変なんだい?」
「それがね、ご隠居。大通りでね、大八車とどっかのご新造さんがぶつかったって、そりゃもう大騒ぎなんでさ。いやね、ぶつかったのも騒ぎなんだが、そもそも、人と大八車が通りを一緒くたに通るのがいけねぇってことになってね、そりゃもう大騒ぎなんで。ご隠居、なんとかしてくださいよ!」
「なんとかしろったって八つぁん、あたしにもできることとできないことがあるんだよ。天下の大通りだよ、長屋の隠居にゃどうしようもないよ。
あーそうそう、伊勢屋さんのお隣の、長唄のお師匠さんがさ、『行政相談』てぇのをやってるらしいから、そこで聞いてごらん。きっと、なんとかしてくれるよ。」
「あぁ、あのハマユウの咲く家の艶っぽいお師匠さんですね?そいつぁ、いいや。」
「あれま、八つぁん、あいさつもしないで行っちまったよ、まったく!」

◇行政相談ってどんな相談?

・ 国の仕事などで、苦情がある、困っている
・ こうしてほしい。
・ 苦情を申し出たが、説明や措置などに納得がいかない。
・ 苦情や困っていることなどについて、どこに相談してよいかが分からない
・ 手続き・サービスなどの関係で制度や仕組みが分からない
・・・このような場合、ご相談ください。
詳しくは http://www.soumu.go.jp/hyouka/sodan.htm

◇どうしたら相談できるの?
お近くの行政相談委員に直接、または市役所で毎月第1・3月曜日午後に開催される定例相談にお越しいただくか、あるいは神奈川行政評価事務所へFAX・手紙・インターネットでも受け付けます。
また、行政苦情110番(0570―090110)にダイヤルしていただければ、全国どこからでも最寄りの管区行政評価局・行政評価事務所に繋がり、ご相談に応じることができます。
相談は無料で秘密は守られます。
詳しくは上記Webページまたは藤沢市役所 市民相談課までお問い合わせください。

◇国の仕事かどうか、わからないけど・・・
まずは、ご相談ください。内容をお聞きした上で、行政相談で取り扱えないご相談でしたら、他の機関をご紹介します。

◇行政相談委員ってどんな人?
総務大臣が委嘱した民間人で、みなさんのお住まいの近くに居ます。
最近の活動としては、5月26日(土)午後1時〜4時までJR藤沢駅南北自由通路で「まちかど行政相談」を行いました。

     
   
  当日は晴天なり 通路は人・人・人
 神奈川行政評価事務所と藤沢市と行政相談委員
総勢11名で相談をお受けしました 
 

「おーい、八つぁん、こないだの騒ぎはどうなったんだい?」
「それがね、ご隠居。お師匠さんがね、そりゃあもうきれいできれいで・・・」
「そうじゃないだろ、行政相談に行ったんだろ。」
「あーそうでした、そうでした。行政相談委員のお師匠さんがね、そりゃもう一発回答でさぁ。どうなったかって?そりゃご隠居、通りへ行って、ご自分の目で確かめてくださいよ!」

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「石名坂慕情」
2007年5月11日
2007年5月5日(土)
石名坂温水プール エントランス広場
フリーマーケット会場

「石川さーん、こんなに持って来ちゃいましたけど、売れますかねぇ。」
「売らなきゃ!仲間から預かった品物をみなさまに喜んで買っていただいて、浄財にできる年一回のチャンスなのよ!わたしたちの気合次第で、チームの子どもたちの活動が豊かになるんだから、がんばりましょっ!!」
かくして、暑くて長―い一日がスタートしたのでした。
〜〜〜〜〜
朝10時、『今年もよろしく』の挨拶のとおり、今日この日に集う店主たちは、すっかり顔なじみ。プールの職員さんとも数年来のお付き合いです。
毎年5月5日のこどもの日には、秋葉台プール・石名坂温水プール・八部公園プールは無料開放され、市民が楽しめるさまざまなイベントが催されます。
フリーマーケットもそのイベントのひとつなのです。

     
   
  青空には国旗・市旗がはためく
広場には品物がひしめく
 


「ご主人、この半ズボンはいかが?モノはすごくいいのよ」
「え?これかい?うーん、ほんとだ。なかなかいいねぇ。いくらするの?」
「300円!」
「えー、300円でいいの?でも、はけるか心配だな。」
「よかったら、トイレで試着してみて!」
〜〜〜〜〜
「いやぁー、これいいよ。あっちのも試着していいかい?」
「もちろん、okですよ。安いものでも後悔させちゃぁ申し分けないから。」
「お金を預けておかないと悪いかなぁ?」
「大丈夫、信頼してますから!」
〜〜〜〜〜
「両方もらうよ!いやぁ、ありがとう。ありがとう。」
「こちらがありがとうございます、です!」
〜〜〜〜〜
このおじさま、その後しばらくしてからまた立ち寄って、御礼を言ってくださいました。ところが、またまたしばらく後に、今度はウーロン茶を差し入れてくださったのです!そんなに思っていただいて、うれしいやら申し訳ないやら。拝むような気持ちで見送ると、あらま、先刻お買い上げの半ズボンをお穿きね。

他にも、スカートを大変お気に召した奥さまがいらして、お買い上げ後にわざわざ着替えて「どぉ?」と見せに来てくださいました。
「とってもよくお似合いですよ!」とわたし。
ここだけの話ですが、実はこのスカート、わたしの大のお気に入りだったのです。穿けなくなって久しく、清水の舞台から飛び降りる気持ちで放出したのでした。スマートな奥さまのうしろ姿に向かって、『よろこんでもらってよかったね、わたしのスカート。大事にしてもらうんだよぉ!』とつぶやいておりました。
〜〜〜〜〜
「こういうのが欲しかったのよ!」と品物を大事そうに抱えて帰って行かれる方や、「また来年も来てね、買うからね。」と言ってくださる方。
石名坂での出逢いには、毎年ほっとするものがあるのです。
かくして日も傾き、涼やかな風に吹かれながら店じまい。
午後4時。『また来年会いましょうね!お疲れさまぁ〜。』店主はそれぞれもとの生活に戻ります。

「石川さーん、売上、結構イケテますよ!」
「よっしゃっ!チームのみんなにかしわ餅を奮発しよう!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜 お・つ・か・れ・さ・ま 〜〜〜〜〜〜〜〜

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「わたし、およめさんになりたい!」
2007年4月15日


取材にご協力くださったZ.S.C.のみなさん、ありがとうございました。お嫁に行くとき、持って行ったモノは? という投げかけに応えていだき、このコラムにまとめさせていただきました。

◇おさんぽ
朝起きたら、ママはもうお仕事に行ったあとだった。
テーブルの上にあったパンを食べて、テレビをつけた。
ノリカさんがケッコンシキをあげましたって、この人何回も言っている。
今日は土曜日かぁ。
お友だちはみんな、お父さんやお母さんと一緒だよね。
宿題はないし・・・これから夜まで何しよっかなぁ。
お外はまぶしい。すっごくいいお天気・・・。
そうだ、おさんぽに行こう!

     
   
 
 

◇最近どんな本読んだ?
「新聞の書評にグッときちゃって、早速図書館に走ったの。そしたらね、あったのよ。まるで私が借りに行くのを待っててくれたみたいでね、感動しちゃったわよ。すぐに読んだ読んだ!泣けたぁ!!どんな中身だったかって?
長く連れ添った奥さんが脳軟化症を患って、ご主人が介護するんだけど、そのご主人も癌にたおれてしまうのね。しばらくしてご主人が奥さんのお見舞いに行くのよ。ご主人ですよって言われて『そうかもしれない』って・・・。
あー思い出すだけで涙出ちゃう。
参考:『そうかもしれない』 耕 治人著   晶文社
あっ、アメいかが?
そちらのお嬢さんもアメ食べない?
あれっ?今まで居たわよね?女の子。
Tシャツ後ろ前に着てたから、教えてあげようと思ったのに・・・」

     
   
 
 

◇図書室
おばさんたちが話してるのを聞いて、図書室へ行こうと思った。あそこなら、夕方までいられる。
市民センターの人もやさしいもんね。
******************
「お嫁に行くときに何を持って行ったかって?
石川さん、お嫁に行くんじゃなくて、結婚するというものよ。お婿にいくとは言わないでしょ。」
「あっ、私はね、最新式の電子レンジを持ってったわ!
お料理に自身なかったからね。」
「私は、教え子たちから貰った年賀状が入っているファイル!いつも身近に置いておきたかったから。」
「私はね、ダルマストーブ!寒がりだから。」
「ぬいぐるみかなぁ。」
「ゴミ箱!当時流行ったのよォ。スチール製で割と大きくて、キャラクターがいっぱいに描かれているヤツ。お友だちが持っててね、欲しくてねぇ。お嫁に行くときは絶対持っていこうって思ってたの。」
「私は、母からの手紙。たまに読み返して、初心に戻ります!」
「私はねぇ、時代がちょっと違うわねぇ。
親がみんな持たせてくれたわね。
洗濯機にミシンでしょ、洋タンス、和箪笥、整理箪笥で三棹でしょ。和箪笥はね、お嫁入り前には実家でご近所にお披露目するの。それから婚家に見せるためにお品書きみたいにね、腰紐一本まで記してね、それはもう箪笥いっぱいの着物を詰めてくれてね。婚家でもご近所の人みんなが見に来るのよ。そんな時代だったのね。
時代っていえばね、七夕のときなんかはね、朝早くにサトイモの葉っぱに溜まった露を集めてね、それで墨をすって短冊に書くのよ。そんなことをしていたわねぇ。」

◇わたし、およめさんになりたい!
ジュースを飲んでたら、そばで話してる人たちがいた。
フーン、そうなんだぁ。
サイトモの葉っぱ・・・、およめに行く・・・
朝のテレビでも、ケッコンの話してたよね。
パパとママもケッコンしたんだ。
ママが白いドレスを着てる写真見たことある。
ケッコンシキのときだって言ってた。
ケッコン・・・およめさん・・・
なんか、いいなぁ。
大きくなったら、わたし、およめさんになりたい!

おうちに帰って、ママの写真見てみよっと!!

みなさんの身近な方々は、お嫁に行くとき、どんなものを持って行かれたでしょうか?
とても大事な思い出があって、口に出してはいえないもの、かもしれません。
「結婚」は遠い昔にすませた方も、最近の方も、これからの方も、このコラムをきっかけにふっとそんな話をして、ほっとしていただけたら幸いです。

     
   
 
 
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「キッズだョ!全員集合!!」
2007年3月12日

善行公民館で3月3日、「善行子ども探検隊 kid’s」の「閉級式」が行われるとの情報が入りました。
公民館の藤田さんに次のように伺いました。
「この事業は、善行公民館が学校週5日制に対応した事業として学区・学年の違う子ども同士の協調性や、ひとつの目標にむかって団結して到達する達成感を体験する機会を提供することを目的とし、地区内4つの小学校の4年生から6年生を対象にメンバーを募集して、毎月1〜2回、土曜日の午前中に主に善行公民館で活動をしてきたものです。継続的に同メンバーで活動することで団結力を強め、将来的にはグループリーダーとして活動していかれることを目的としています。」

◇2006年度の主なプログラムは・・・
・開級式・オリエンテーション
・デーキャンプ
・ウォークラリー
・2泊3日の八ヶ岳キャンプ
・公民館まつり 子どもコーナー出店
・「横浜子ども科学館」へバス見学
・科学体験
・一年間の思い出アルバム作り
・一年間を振り返り、まとめをする

5月から3月の間、さまざまなプログラムを共に体験した22人の子どもたちの、最後の集まりに密着させていただくことにしました。

◇最終日のプログラムは・・・
・1年間の成果をためす料理づくり!
・メニューは、ハンバーグ・スパゲティ・サラダ・ケーキ!
・会場の飾り付け!
・お世話になったボランティアさんを招待して
・1年間を振り返り、まとめをする!
・最後の最後に閉級式!

さてさて、どうなりますことやら。子どもたちのパワー炸裂。

◇実習室は熱気ムンムン
ハンバーグの調理台、スパゲティの調理台、サラダの調理台、ケーキの調理台にそれぞれ張り付いた子ども達。
用意された食材に、思い思いに手を出して・・・
てんでばらばらにやりたいようにやるかと思いきや、相談したり指示したり、教えられたり教えたり。
年上の子の役割があったり、年下の子の役割があったり。
今年、卒業生として参加している中学生ボランティアは頼りになる存在です。

「い〜い匂いしてきた」
「ハンバーグ、焼けてるか心配だなぁ」
「ちょっとお箸で刺してみよっか」
「このかけら、ちょうだいっ。あ、おいしい!」
「あちっ!お湯が飛んできたぜ」
「あっ、スパゲティ、かたまってるじゃん」
「ケーキ、どう?」
「けっこううまくいってるー」
「サラダは、こんな感じでいいかな」

     
   
  つまみ食いも一段落して、
一生懸命なべを洗っていた手も止まり、
次は会場の準備
 
     
   
  おっ、うまそう!
最初は大きいまま盛り付けたレタスも
あとからちぎったようだ
 

◇お世話になったボランティアさんをお招きして
◇「1年間のまとめ」
「あっ!かんちゃーん!!」
「せっちゃん!コノヤロー」
待ちに待ったボランティアさんの登場に、一同ドッと駆け寄り、歓迎の鉄拳が飛び、ケリが入る。すごい光景でした。
さて、料理を運んでいよいよ「一年間のまとめ」を開始。
「いただきます!」の号令で、一同黙々と食べはじめました。1年間の成果をまずは舌で確認です。
がしかし、次の瞬間!
『ドラえもん』の独唱から始まり、大越小学校校歌・善行小学校校歌・大清水小学校校歌・俣野小学校校歌・善行中学校校歌・スタッフ:フジケンが昔通っていた中学校校歌・大学の校歌・『夢日和』まで熱唱、熱唱、熱唱!
プログラムにあったわけではなく、自然発生だったのですが、それだけに驚きました。
続いて本題、一人一人の「1年間のまとめ」の発表です。
恥ずかしい気持ちもあったようですが、一生懸命考えて伝えようとしていました。
よく食べ、よくしゃべり、よく笑い、子どもたちにとって実りあるひと時とお見受けしましたよ。

     
   
  食後は、「待ってました!」
ボランティアのもーさん、かんちゃん、
せっちゃんと一緒に思いっきり遊ぶ
 
     
   
  閉級式
公民館長から修了証を受け取る
「あぁ、終わりかぁ・・・」
 

◇善行公民館 藤田さんからのぷち情報
「年間プログラムは、開級式・オリエンテーションで始まり、夏休みの八ヶ岳キャンプに向けた準備企画が次々と続きます。デーキャンプではカレー作りを体験。はじめて包丁を持つ子もいたようです。ウォークラリーでは親水公園を利用していろいろなチェックポイントを通過しました。道に迷う班もありましたがボランティアさんは自分たちで解決することを期待してずーっと見守ってくれていました。最終的には自分達で解決をして無事に公民館に戻ることができました。
8月にはお待ちかね、2泊3日の八ヶ岳キャンプ。
行きは滝沢牧場に寄って昼食、そしてソフトクリームを食べました。夜にはペンライト一本で移動するナイトウォークや、キャンプファイヤー、昼には川遊び、カレー作り、スイカ割りと、あっという間の3日間。テントで寝たのは初めてなんて子がたくさんいました。
秋には公民館まつりの子どもコーナーに出店するための準備。「どうしたらお客さんに楽しんでもらえるか」をポイントに、企画から道具の作成まですべて子どもたちがやりました。お客さんの行列ができて、うまく進行できない場面もありましたが、それも良い経験だったのではないでしょうか。
バス見学では「横浜こども科学館」に行きました。
プラネタリウムを見たり、いろいろな科学体験ができたりして、とても時間が足りなかったようです。楽しみすぎて集合時刻に間に合わず、周りに迷惑をかける結果となってしまいました。でも、このことで、集団で行動する際に守らなければならない基本的なルールも身についたと思います。
12月には、浮沈子(ふちんし)作りをしました。最後の説明はとても難しかったけど、あのような現象を自分たちで作り、体験したことがとても印象に残ったと思います。
2月には自分だけの1年間の思い出のアルバムを作りました。写真をいっぱい貼り付けたり、自分の言葉で思い出を書いたりとそれぞれの方法でアルバムを作成していました。
そして今日、1年間のまとめと閉級式が終りました。」
とても誠実に対応してくださる藤田さんから、キッズへのメッセージをお預かりしました。
「1年間で16回しかみんなに会えなかったけど、ほんとうに楽しかったよ。
公民館でいろいろな体験をしたけど、きっと良い思い出になるはずだと思っています。みんな、ありがとう!」

年間のプログラムは単発なのかと最初は思いましたが、ひとつのプログラムの成果を踏まえて次が設定されていることがわかりました。また、1年を通して見守ってきたスタッフの温かいまなざしには、「事業」や「仕事」を超えたものを感じました。

◇フジケンへ
今日は3月24日、土曜日。
朝起きてキッズに行くんだっけ、と思ったけど、キッズはもう終ったんだと気が付いた。
今日は何をしようかと考えたけど、何も思いつかなくて、なんかキッズのみんなのことばっか思い出して、ついでにフジケンのことも思い出して、話したくなった。
だけど公民館は休みの日だし、用がないのに行くのもカッコ悪いから、手紙を書くことにした。
キッズ最初の日、ガチガチに固まって部屋に入ったのを覚えてる。知ってるヤツは少しはいたけど、知らないヤツもいた。
こんなやつらとうまくやっていけるのかなって思ったよ。
もらったメンバーズカードがカッコよくて、月曜日に友だちに自慢したっけ。
ウォークラリーもメチャ楽しかったし、バス見学も楽しかった。科学体験は学校じゃやらないことができて、すっげえよかった。でも、なんていっても、八ヶ岳だよな。
ナイトウォーク楽しかったし、キャンプファイヤーサイッコウッ!!!ヒューヒュー!!!
あんとき食べたカレーは、ママが作るカレーよりうまかった。
あ、ママには言っちゃダメだよ。
参加できないときもあったけど、キッズのメンバーになれてほんとに良かった。
あと、キッズの「約束」を守っていただけなんだけど、校長先生からホメラレタ。
「人が前に立って話をする時は、おしゃべりをやめて、話をする人の目を見て話を聞こう!」あたりまえのことさ!
キッズ最後の日、フジケンは言ったよね。「世の中、何が必要?」って。だれかが「カネ!」とか言ったけど、フジケンは教えてくれた。「ハートだよ」って。
かんちゃんは、「あたしゃ、一生 コ・ド・モ!」って言ってたけど、けっこうオトナだと思う。
フジケンみたいに、かんちゃんみたいに、ときたまもーさんみたいに、せっちゃんにはならなくていいような気もするけど、そんなふうにカッコよく、みんなから頼れるヤツって言われるようになりたい。
フジケン、ありがとう。
みんな、ありがとう。
また、4月に会えるかな。
                            おわり

     
   
  「善行子ども探検隊 kid’s」の第4期生の募集要項は、4月に学校をとおしてお知らせします。
お楽しみに!
 
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「チッチとフジー*小さな恋のものがたり
             〜遠距離恋愛編〜」
2007年2月15日

■あらすじ 
藤沢市に住むフジーと秩父市に住むチッチは遠距離恋愛中。
ある日チッチは市報で「まちかどレポーター養成講座」の受講生募集の記事を見つける。すでに藤沢市の市民記者として活躍しているフジーに背中を押されて応募するが、悪戦苦闘の日々に。
そんな中、秩父市と藤沢市の市民記者交流会が催され、チッチとフジーは久しぶりに逢うことになった。チッチとフジーの恋のゆくえは?
「えのしま・ふじさわポータルサイト 市民記者コラム」の成り立ちが解るショートショート。


■秋の日
「ねえ、フジー
うちの市報にね『まちかどレポーター養成講座』受講生募集ってのが載ってたの。
フジーがまえに話してくれた、市民が記事を書くっていうのと同じようなものかなぁ?」 

「ああ、そうかもね
藤沢市ではね、『市民記者』っていうの。
市のHPの中にね、『えのしま・ふじさわポータルサイト』っていうのがあって、市民記者がそれぞれコラムを書いて載せるんだ。
記者デビューの前にみっちり講座を受けたよ。」 

「へぇ、そうなんだ。
で、どんな講座だったの?」

「『編集』ってことを学んだよ。
自分のパソコンにさ、メールで、コーチが出題する「編集稽古」ちゅうのが送られてくるのよ。いろいろ、おもしろかったな。ゲームみたいでさ。
ノーミソの嵐!」

「やぁだぁ!
フジー 相変わらずしょっぱいよぉ。
で?」

「一言でいえばさ、『ネット上のオンライン教室』なの。メールで回答してさ、それをコーチが指南してくれて、仲間が感想を言い合ったりするの。
とにかくさ、全部メールでやるんだけど、たまーに『ワークショップ』とか『セミナー』とかいって、コーチや仲間と会うのよ。世話人とかいう人もいるの。
結構みんな面白くてさ。歳とか職業とかバラバラなんだけど、なーんかわかりあえるのよ。
飲み会なんかやるとさ、昔っからの友だちみたいなの。」

「えーっ?!飲み会まであるの? 
いいなぁ。 
私、『まちかどレポーター』に申し込も!」


■冬の日
「あぁ、チッチ?
なかなか電話できなくて、ゴメン。」

「フジー!
いつかけてもでないんだもん!
もう、浮気してるんじゃないでしょうね!」

「んなわけないだろ。
あれから、どうなった?」

「あぁ、『まちかどレポーター』のこと?
やってるやってる!おもしろいね!
コーチ、きれいな人だね。」

「えーっ!女の人なの?
いいなぁ。オレらは男の人だったよ。」

「何かんがえてんの!
そうそう、次が最終回なんだ。」

「おっ!それが終るといよいよ『秩父市まちかどレポーター』じゃん!」

「えーっ、もうなんか、パワー使い果たしちゃったよ。
何書いていいかわかんないし、想像つかない。
日記になっちゃいけないし、個人知を共同知に繋げる、とか・・・」

「いいんじゃねぇ?そんなに構えなくっても。
『えのしま・ふじさわポータルサイト』見たか?
すっげぇの書く人もいるけど、オレみたいにチョイ記事書くヤツも捨てたもんじゃねえぞ。
まっ、がんばれよ!
まずはさ、書いてみることだよ。」


■春の日
「フジー?
ねぇ、こっちにくるって、ホント?」

「あぁ、世話人さんに声かけてもらってさ。
チッチのところだなって思ったから、行くって応えたよ。」

「ひゃぁ!うれしぃ!!
何ヶ月ぶりかなぁ?

マッ・テ・ル・・・」


■交流会 当日
****** 他コラム参照 ******


■夏の日
「交流会の日、あっという間だったね。」

「・・・」

「渡したお土産、おいしかった?」

「・・・」

「コーチがきれいだったから、見とれてたでしょ?
フジーのスケベー!
ハナの下伸ばしちゃってさ。
そっちから来た人でさ、ステキな人いたよね!
うーん、フジーにはない、大人の魅力っていうかさぁ。
それから、その横にいた人!おもしろかったよねぇ!
そのまた横の人、あのひとさぁ、」

「チッチ!

・・・冗談でなくて・・・

聞いてくれ。

オレたち・・・」


「フジー・・・?」




「秩父市まちかどレポーター」の活躍はこちらから!
http://sns.city.chichibu.lg.jp/

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「善行 ふれあいしめ飾りづくり」
2006年12月25日
12月23日、善行地区の社会福祉協議会と青少年育成協力会の共催で「ふれあいしめ飾りづくり」が催されました。
社会福祉協議会ふれあい部会 松本部会長の指導のもと、「我が家のしめ飾り」を作り上げた参加者は皆ご満悦の様子でした。


◇前日の準備 「藁すぐり」
それに先立ち、社会福祉協議会と青少年育成協力会のメンバーが前日に「藁すぐり」をしていました。
みなさん、マンノウという道具をご存知でしょうか?
四本の鋭く長い爪で、いつもは土を鋤く道具ですが、それを上に向けて藁の根方のハカマや汚れをすき取ります。
それが「藁すぐり」です。
みなさん防寒と防塵をしっかりして、藁の山と格闘していました。その脇では、ゆずり葉を一枚一枚丁寧に、枝から離しているメンバーもいます。
   
  藁すぐり用に特別に誂えたマンノウを使って  
   
  藁すぐりが終ると、つぎは指導のための講習  
   
  「あれぇ、長さが違っちゃったよ」
実は指導陣も苦心 真剣そのもの
 

これらの準備のための準備を入念にしているのが、市民センター地域担当の職員の方々。
この方々なくしてはどんな行事もままなりません。


◇善行市民センター 体育室にて

いよいよ当日。ご近所から集まった老若男女約100人。
熟年夫婦、家族連れ、あちらは親子三代、あら、向こうは青年一人で参加のよう。
熱気ムンムン。やる気マンマン。

初めは藁を撚るところから。
   
  「和み」
子を思い 親を思い 幸せを祈りながら作る
 

悪戦苦闘の末、やっと飾りを挿すところまでこぎつけました。
末広、福包、水引、御幣、ゆずり葉、橙、裏白、小判、松竹梅と海老に鯛、みな縁起もの。それぞれに意味があるのはみなさんご存知のことでしょう。
   
  ここまで立派にできるにはかなりの熟練が必要  

◇社会福祉協議会 神崎会長 齋藤副会長 保田市民センター長のお話

藁を撚るときね、いつもの外仕事のときはね、手を外へ外へと動かして撚るの。活動の場が外へ広がるようにね。
しめ飾りのときはね、手を内へ内へと動かして撚るの。
身のほうへ幸せが来るようにね。
藁はね、となりの集落で世話になってるの。
となりの集落っていうのはね、親戚みたいなもん。
善行にはこれだけの藁を用意できる田んぼがないからね。
お飾りの藁はね、ぴーんとおったったさ、青刈りにしたような藁でね、干す時も雨で濡らさないように気をつけるの。

品種改良でね、稲の丈は短くなってるの。その上機械で刈り取るともっと短くなっちゃうからね、なるべく長いように、しめ飾り用の藁はみんな手作業よ。
どれくらい注文するかって?
大束で十五。大束っていうのはね、一抱えのこと。
それを社会福祉協議会で買ってね、参加者には飾りの実費だけもらってるの。
始まりはいつかって?
そうさなぁ。センターができたのが昭和54年?
公民館ができて、サークルがいろいろできて、なにか地域でできる行事がないかって考えてね、2年くらいしてから始まったから、かれこれ28年くらい続いてるかねぇ。
え?俺か?40代だったね。そりゃぁそりゃぁモテたよ!

いえいえ、今でもモテモテなのはわかりますよ。
そばで甲斐甲斐しく立ち働く女性陣の視線が違いますもの!
「お赤飯食べてって!たくさんあるから、遠慮しなくていいのよ」湯気の向こうの、割烹着姿の方々の笑顔がとてもステキでした。
善行のしめ飾りづくり、とても勉強になりました。
温かい笑顔に逢いに、また伺いたいです。

さて、最後にみなさんに質問です。
(I)一坪に植付けられる早苗はおおよそ何株でしょう?
(II) 一反は、何坪でしょう?
 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「ババァの佃煮」
2006年12月6日

なんとも品のないタイトルをつけてしまった。
ストレートにはお話ししにくいので、まずは他の話題から。

◇ヒロミさんのこと

市民記者のお仲間である「三丁目の夕日」さんのペンネームの由来でもある映画「三丁目の夕日」が、先日地上波で放映された。ご欄になった方も多いと思う。
映像やセリフやストーリーの設定の中に、懐かしいものがちりばめられていて郷愁を誘った。
「そういえばあんな風景、目の奥にある。」と素直に思う。泣く予定なんかなかったのに、涙が勝手に頬を伝わる。「あの後、ヒロミさんはどうなったかしら。」放映後何日も経つが、ゆきうさぎの目下の心配事はそれ以外にない。

◇漢字と遊ぶ
「裏」という漢字の中に「表」という漢字が含まれている。
「幸」という漢字の中に「辛」がひそんでいる。
「感」と「惑」の二つ。よく似ている。
「感じ」やすい人ほど「惑い」やすい人、かもしれない。

これは、最近読んだ本の中で出逢った話。
「ああ、惑いやすいのは、感じやすいからなんだ」と感心して、ゆきうさぎの最近のお気に入り。

[参考:「父と母の昔話」 文芸春秋 ベストエッセイ集96年度版/日本エッセイストクラブ編]

◇ババァの佃煮
「あーもしもし、石川さん?新潟からサケが泳いできたよ。立派なサケがよ。なんだか悪いなぁ、気ィ遣わせちまって。今さ、ぎっくり腰やっちまってんのよ。もーたぁいへん。しめ縄やお飾りも作らなきゃなんねぇし、正月にはお寺へ行かなきゃなんねぇの。寒いところで正座だよ。
立ち上がるときにさ、あいてててててって言っちまうのよ。え?恥ずかしくないかって?
平気平気。お寺じゃさ、佃煮にするほど、ばばぁばっかりなの。もう、あっちこっちでさ、いたたたたぁって言ってるのよ。目立たなくていーの。
ばばぁの佃煮もね、いいときあるの。」

これは、知り合いの古き良き日本氏の話。
ゆきうさぎ目下の笑いのツボ。

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:出逢い ふっと はっと ほっと
「ブックスタートin City Fujisawa」
2006年11月2日

◇11/1(水) 北保健センター 1歳6か月児健診会場にて

   
  健診コースの最後、ブックスタート会場受付
母子手帳にかわいいスタンプをぺたっ!
 

「こんにちは。私はブックスタートボランティアの石川です。
 まいちゃんですね。こんにちは〜。」
「こんにちは〜。」
「おかあさま、ブックスタートって聞いたことありますか。」
「いぇ、聞いたことないと思います」
「簡単にご説明しますね。
 絵本を開いて、お子さんとゆっくり心ふれあうひとときを持てますようにというメ ッセージなんです。
 今日が初日なんですよ。まいちゃん、ラッキー。
 藤沢市では1歳6か月健診のときにこの絵本のどちらか1冊と絵本のリストなどが入ったブックスタートパックをお渡ししています。
 まいちゃんは、どちらの絵本がいいかな?
 ちょっと、読んでみましょうか」

   
  プレゼントしている絵本は
「くだもの」または「ぴょーん」
どっちがいいかなぁ〜
 

◇ブックスタートって どんなこと?
1992年に英国のバーミンガムではじまりました。
日本では、2000年「子ども読書年」をきっかけにして紹介され、現在では地域の子育て支援運動として各地に広がっています。
お子さんと保護者の方が肌のぬくもりを感じながらことばと心を通わす、そのかけがえのないひとときを「絵本」を介して持つことを応援する運動です。
すべての子どもに平等にきっかけがあるべき、と考えられ、健診の場で実施されています。決して早期教育の場ではなく、物配り事業でもありません。
語りかける「愛情」で、赤ちゃんの幸せを広げたい、それが願いです。
藤沢市では、児童福祉課・市民健康課・図書館・ボランティアが四位一体となって進めています。

◇ちびうさくん、号泣する! 〜我が家のブックスタート〜
「ちびうさくん、お誕生おめでとう!お祝いに絵本をプレゼントするよ。読んでもらってね。」ということで、友人からゆきうさぎ家に届いた一冊の絵本は「おべんとうなあに」でした。その日早速開いた絵本は・・・「ぞうくんと うさぎくんと りすちゃんと きつねくんが のはらへピクニックにいったよ。」・・・からはじまります。「でんしゃごっこ ごととん!スピード だせ がたたん! かくれんぼ、 かくれろ!きゃははは、いそげ! いっぱい あそんで おなかが ぺこぺこ・・・」みんなでおべんとうを食べることになりました。りすちゃんのおひさまサンド、きつねくんのしんかんせんべんとう、うさぎくんのはなたばずし。どれもとってもおいしそう。さぁて、ぞうくんのおべんとうは?
ところが「ぼくのおべんとうがない!ぶわあああああん!」と大泣きするぞうくん。それを読んでもらっていたちびうさくんも「びえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」と大泣きすること暫し!ちびうさくん、1歳2か月の出来事でした。

いま思うと、これが我が家のブックスタートだったのです。
わずか1歳2か月の子がお話を理解しているのかな?と半信半疑でしたが、その後何度読んでも、ぞうくんが「ぶわあああああん!」と大泣きするとちびうさくんも「びえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」と大泣きします。この子は天才かも!と期待してしまったゆきうさぎでした。昔神童、今・・・ですけれどね。
同じ絵本を何回読んだことか・・・。十数年経っても親子揃ってソラで言えましたからね。こりゃすごいことですよ。
暗誦しながら、昔を思い出してホロリとしました。
親子での共通の体験、思い出って強い絆ですね。
小さいお子さんがいらっしゃるおうちの方へ。
お忙しいでしょうが、ちょっとだけおひざの上にお子さんをのせて、絵本の世界に浸ってみませんか?大人と子どもと絵本。しあわせを感じるひとときです!


*ブックスタート初日の様子は、CATVジェイコム湘南 2ch ウィークリー藤 沢にて 11/10(金)〜11/16(木)まで放映予定です。

 
市民記者 No.206 ゆきうさぎ
 
■コラム:江の島の自然
「文学への誘い」
 

 今年度上期の「芥川賞」「直木賞」受賞のニュースは記憶に新しいと思います。
  http://www.city.itabashi.tokyo.jp/TOSYOKAN/akutagawa.htm

 書店にはすぐさま号外の報が貼り出され、受賞作品を求める人びとが殺到しますね。図書館のリクエスト件数も受賞作品に関してはダントツに跳ね上がる時でもあり、活字もまだまだ健在だと安堵するときでもあります。 
そんな中、藤沢市生涯学習大学講師でいらっしゃる島津勝昭先生のご案内のもと、藤沢ゆかりの文学に触れる機会に恵まれました。
その場で、わたくしたちのまち藤沢にも、近世実にたくさんの高名な文化人がいて、質の高い文学を扱い、日本の文学界を支え、さらにはそれらを海外にも発信してきたということを知りました。
そんな顕著な活躍をされた中の一人、中里恒子をご存知でしょうか。
「乗合馬車」という作品で1938年に芥川賞を受賞しています。
藤沢が誇るべき女性初の受賞者です。
中里恒子の経歴や作品などに関しては別の機会に譲るとして、ここでは女性の芥川賞受賞作家ということについて、ちょっとだけ考えて見たいと思います。

 歴代の受賞作家141人中、31人が女性でした。
それを比率で、戦前・戦後〜高度成長期・バブル期・現在と大雑把に分けて見ますと、戦前ですと約9%、戦後〜高度成長期ですと約16%、バブル期ですと約25%、現在ですと実に約48%が女性です。
戦前で賞などをいただける女性というのは、とても恵まれた環境の方としか言いようがなさそうですが、戦後になれば、女性とストッキングが強くなったの例えどおり、新進気鋭の女性作家も増えたのでしょう。バブル期には約25%。それが、現在になりましたらなんと約半数が女性ではありませんか!
 バブル期前後は日本の義務教育の最も充実していた時期に学んだ子ども達が成人して日本の基盤を支えるメンバーに入った時期に重なると思います。時代は女性をどんどん社会へ押し出してくれました。
 そして現在は、高等教育が行き届き、親子2代に渡って中流意識で暮らしつつ、さらに高みを目ざしているというところでしょうか。
もう「女だから」などという言葉は死語ですね。これからもきっと女性作家の受賞は増えていくことでしょう。時代は豊かになりました。

 囲碁のアニメが流行ると囲碁教室へ駆け込み、テニスやゴルフの話題が席巻するとそれらの教室へ走る親子がいます。大いに結構だと思います。
次世代を担う子ども達に、親の財力が許す限りたくさんのチャンスを与えてやりたいものです。その中に是非、文学も入れてみてはいかがでしょうか。

 本を読む。 
 親子で、家族で、文学を語る。
 孫から尊敬される慎み深い爺婆になる。
 そうして育った子どもたちは、本を読み、文章を書く。

 命果てても自分の作品が読み継がれるということがあれば、それは何にも勝る幸せのように思います。個人の幸せだけではありません。作品に触れた人たちみんなの幸せにも繋がりますね。

 この秋、藤沢ゆかりの文学を導入にして、たくさんの文学作品にふれてみませんか? さぁ、わたくしも涼やかな風を肌に感じながら、本を探しに出かけたいと思います。

*女性の芥川賞受賞に関する考察は個人的なものです。
*つぎのサイトで、中里恒子の横顔を見ることができます。
  http://www.hayama-kuretake.net/hayamainfo/hayamainfo.htm

     
     
     
 
市民記者 No.104 ゆきうさぎ
 
■コラム:江の島の自然
「なす、なさぬは男女の仲」
 

江の島綺譚
 まだまだ暑い9月2日の午後のこと、藤沢は江の島に奇妙なご縁で集まった老若男女十数人、2度のお顔合わせとネットでの会話、あるいはペンネームしか存じ上げない方もいらっしゃり、「えっーと、この方は・・・」とこんちき頭の情報を繋ぎ合わせつ貼り付けつ、冷や汗半分、うれしさ半分の心持で出発したはいいけれど、ああお懐かしや高山先生、そのお話は、出発当初より猛スピードで放たれる。

サムエル オリキの恋物語
 時は明治5年、はるか海の彼方からやってき貿易商とひとりの女性の物語!

「オリキサーン、ワタシノ オヨメサンニ ナッテクーダサーイ!」
「えぇっ!  ・・・ こんなわたしでよかったら! サムエー!!」 
「オリキサーン!」
かくして二人は固い絆で結ばれて、地上の楽園、江の島で仲むつまじく暮らすことと相成ったのでございます。

「オリキサーン、アナタガ ソンナコト スルコト アーリマセーン」
「サムエー、でもね、なんにもすることがなくって」
「オー、ダーメデス! サァ、バラエーン ヲ ミニユキマショゥ」

「オリキサーン、ソノ オキモノ、トッテモヨク ニアイマース!」
「サムエーがこの間買ってくれた黄八丈ですよ」
「キハチジョー?アァ、タブノキ、スダジイ タクサン ショーバイシタトキネ! コノ バラエーン ノナカデモ キハチジョーノ オリキサンガ イーチバン スーバラシイ!
キハチジョウ・・・オクマチュウシチのハナシキキマシタ・・・カワイソデスネ
・・・Do you like purple?・・・
アキニナッタラ、コンドハ ムラサキノ オキモノ カッテアゲマショウネェ!」

*「藤沢電子博物館 みゆネットふじさわ」を参考にしたフィクションです 
http://www.mus.city.fujisawa.kanagawa.jp/

「黄八丈」 〜ゆきうさぎ あこがれの一品〜
 時は平成18年、慎ましやかな佇まい、一組の男女が居りました。

「おんなじ恋物語でも、随分違うよねぇ。江の島の磯で波から守ってくれた愛しの君も今じゃねぇ・・・。こんなになっちゃった。」
「なーに言ってんの。お互い様でしょ。」
「ねえねえ、黄八丈 買ってぇ」
「あーコリャコリャ。 黄八丈っていうのはね、太古の昔から時と自然と人が三位一体となって織り成す宝なんだよ。市井のおばさんのタンスの肥やしには、できまっせん。」
「あーっ!このページ、見たんでしょ
http://www.f2.dion.ne.jp/~juni/index.htm
フン、100年の恋も冷めるワ。あーあ、私にもサムエルさま、現れないかなー。ああ、こんなこと考えてる場合じゃない。次は貝むらさきについて調べよう。高山先生の爪を染めていた あの紫色!う〜ん、むらさき王子が現れるかも!」

   かくして夢見るゆきうさぎは今日も行く!      完

     
     
     
 
市民記者 No.104 ゆきうさぎ
 
■コラム:藤沢の自然と歴史
「江の島の弁天様には夫婦でお参りしてはいけない!?」
 

ゆき亭うさぎの講談
さあ、困った!
我が家の拠りどころ、江の島神社の弁財天さまに夫婦でお参りしてはいけないという言葉が目に入ったからたまらない。時は平成十八年、ところは藤沢、とあるサイトだぁ。言うはコマサこと小林政夫センセーというえらーい先生だ。
なんでも、昔のことを見てきたかのようにつぶさに語るという特技があるってんだからたまらない。その先生が言うことにゃ、弁天様が焼きもちを焼くから、夫婦でお参りしてはいけないってんだ。
その本当のワケは、なんと、殿方にだけよくしてくれる飯盛り女がいたからだって! いや、じつのところ本当のワケっていうのが怪しいじゃないのかい?
本当の本当は、本当に弁天様が焼きもちを焼くんじゃないのかねぇ。

そのこころは・・・
長屋のトメさんがはっつぁんに言うことにゃ。
とある夫婦があったとサ。
旦那が辰年、おかみさんが卯年。よく言やぁ、金のわらじを履いてでもさがせというひとつ年上の女房よ。江の島神社で祝言挙げたのよ。ところが、だ。
年々仲ぁ〜わるくなっちまってよ。ウダツがあがらねぇって、よく言ったモンよ。
ほんとのウダツはよ、それは難しい字を書くのよ。匠の家づくりには欠かせないモンよ。でもよ、卯と辰の夫婦だからよ、ウダツがあがんねぇんだって、周りのモンがよ、いろいろかまってやるのよ。江の島神社で祝言あげるとさ、祟りがあるんじゃねえのぉ?ひぇー、な、なんの祟りぃ?

そんなことはありまっせん!
江の島の弁天さまは、由緒正しい弁財天さまです。学問、芸術の神様として信仰されています。それでは、藤沢市の観光課の方に伺ってみましょう。
「前略〜中略〜後略 
ということで、みなさんもぜひ一度江の島の弁財天さまをご覧になってください。」ということです。
おわかりいただけましたでしょうか? えっ?全然わからない?

それでは、弁財天さまについてもっとお知りになりたい方は、ご参考のひとつとしてhttp://www.enoshimajinja.or.jp/index.htmlへアクセスしてみてください。
きっと、神々しい弁財天さまに御目文字賜れることと思います。

     
     
     
 
市民記者 No.104 ゆきうさぎ
 
■コラム:きらきらのあの日
「出逢い ふっと はっと ほっと」
 

ゆきうさぎの日常
はじめまして、ゆきうさぎです。
市民記者二期生としてデビューしました。以後お見知りおきを!

朝起きるのがめっぽう弱い私は、30分かけてふとんに吸い付いている体をなんとか 剥がし、野球の朝練習に出掛ける息子のために弁当を作りはじめる。それから押し寄せてくる家事いっさいを、よけたり飛び越えたりしながら「自分の時間」までまっしぐらだ。
 長男は、「おかあさんは、外ではよく働くんだよねぇ」とか「くっつきの実みたいに、ぺたぺたぺたぺたよく仕事をくっつけて帰ってくるねぇ」とか「おかあさん!外で振り撒く愛情の十分の一でいいから、ぼくにちょうだい」などとのたまう。内心では名言だ!と思うものの、ここで感心してはいけないゾ。
「そーかいそーかい、母はどうせ悪者さ。親の心子知らずとはこのこった。いつか君にもわかるときがくるさ。」と強がりつつ、今日も独自の優先順位で仕事をする私である。

突然の出逢い
  知り合いから、「藤沢市市民電子会議室市民記者養成講座」の話を聞いた。なにやら漢字ばかりが並ぶいかめしいシロモノだとポカンとして聞いていたら、知り合い曰く「いゃ〜これはもうおもしろおまっせ!藤沢市だけの講座であらしまへん。ナント文科省のお墨付きですねん。そこへ慶応義塾大学と編集学校がからんでましてな、えらいごっつぅきばってますねん。普通に受講したら数万円の価値はおまっせ。受講がおわったら市民記者やぁ〜。わてはもう市民記者やってま。すごい記事かいてまっせ!一度見てやってぇ。おんなじ講座受けてましてもな、記事書かんお人がいますねん。こらぁどろぼうでっせ。あんだけの講座受けてながら、記事ぃ書かんのはいけまっせん!アンタにぴったりの講座やぁ。ここにな、メモ書きましたからな、すぐ申し込みなはれ!へっへっ、忙しくなりまっせぇ。おきばりやっしゃぁ!」
たたみこまれるように話されて、もうこれ以上スケジュールを増やしたらいかん!と思いつつ、つい申し込んでしまった。

後日談
 突然の出逢いから、はやひと月。
「藤沢市電子会議室市民記者養成講座」はなんて魅力的なメンバーばかりなのだろうと今では思う。最初は赤の他人だったのに・・・。これぞネットの魅力、なんだろうか。前の住まいでも同じようなシステムを経験してはいるが、ここではまた違ったメンバーなのだ。日々、「編集稽古」にいそしむ。目からウロコ、ブレーンストーミングの連続で、ワクワク、ドキドキの日々。
 ところが重大な問題が持ち上がった。
家でパソコンを操っている分には問題はないのだが、インターバルでワークショップがあるのだ。そこへ出掛けるには子どもたちを誰かに預けなくてはならない。
じいじか、ばあばか、はたまた主人か・・・。えーい、いっそのこと、行政システムに頼るというのはどうだろう。確か、「藤沢市ファミリーサポートセンター」というのがあったはずだ。早速電話をしてみる。
「ハイ、こちらは藤沢市ファミリーサポートセンターです。本日はお休みです。お問い合わせ、援助依頼のお申し込みは、平日午前・・・またのお電話をお待ちしております。ガチャ。」
なっ、なんてこったぁ!これじゃぁワークショップに行けないじゃない!
ショック・・・
ご利用は計画的に、か。
週明けにファミリーサポートセンターのサーチをしようっと。


*頼りになる藤沢市ファミリーサポートセンターはこちらから
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/jidofuku/data05757.shtml

     
     
     
 
 

ゆきうさぎ


物心ついた頃からの仁侠映画ファンで眠狂四郎にぞっこんという。課題コラムでは、講談調ありオペラ風あり、はては長屋の八つぁんも登場し、八面六臂の大活躍。涙もろくて、せっかちで、惚れっぽいという自己評価は、まさに長屋の女将さん?・・・いえいえ本人は緋牡丹お竜だそうです。



 
藤沢市市民記者一周年記念誌「ふじ記第1号」
→ PDFデータを見る
 
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「市民記者養成講座」は慶應義塾大学金子郁容研究室(文部科学省/現代GPプロジェクト)と藤沢市の共同で開催され、ISIS編集学校(編集工学研究所)のカリキュラムの一部が利用されています。また、この市民記者のページは編集工学研究所のサポートで運用されています。