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市民記者 No.105 湘太
 
■コラム:であい旅 - 79
「自治体外交」
2007年08月28日

与那国島(与那国町)は日本の西の端にある。東に沖縄・石垣島
西に台湾・花蓮市の間にあり、双方から110キロ程の距離だ。
面積は28平方キロメートルで藤沢市の3分の1くらい。毎年11月には
島一周24キロのマラソンが開かれる。人口は1700人ほど。
TVドラマ「Drコトー診療所」のロケ地でもある。

8月11日の産経新聞に「”自治体外交” 与那国の挑戦」という興味深い
記事が載った。
与那国が今年5月台湾東海岸の姉妹都市・花蓮市に連絡事務所を
開設した。政治の壁もあり、道はとても平坦とは言えないが地方分権化と
いう潮流を踏まえて始まった”自治体外交”だと伝えている。

http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/


およそいずれの国においても外交と防衛は国の専管事項と決まっている。
しかし与那国は石垣島などとの合併もやめ、2005年4月に「近隣諸国
との友好関係に寄与する『国境の島守』として生きる」と自立宣言した。
そして台湾との間で人、モノが自由に行き来できる「国際交流特区」を
政府に申請した。だが結局国は中国への配慮もあってこれを認めなかった。
「特区」は認められなかったが、国際防災協力・直接航行・開港の3つは
現行制度でも可能とされ、町は一定の実をとった。

与那国は自力で花蓮に連絡事務所を設置、独自に台湾との交流に
乗り出した。与那国は台湾まで飛行機で30分、高速船で1時間半という
距離で、ことし10月には姉妹都市25周年を記念して初のチャーター便を
迎えるという。2年後には花蓮との間で高速船の運行も計画されている。

一方、対岸の花蓮でも市長は大変乗り気である。台湾で発展の波に乗り
遅れた東海岸の花蓮にとって、日本との交流拡大は大歓迎だ。観光など
地域経済の活性に加え、東アジア経済圏で台湾のアピールにもつながる。

いま「国から地方へ」という地方分権化の時代に、多くの自治体が合併も
含めて将来を展望している。そんな中でこの与那国の挑戦は、自治体の
可能性についてなにごとかを問いかけているように思う。
1700人ほどが住む”辺境の島”が大きな波浪をものともせず”繁栄する
国境の島”に変身しようとしている。ナニがしたい・・。ナニができる?
町長も6人の議員も住民もいろいろ模索しているはずだ。

とびっきりの不安が一つある。
与那国は日本の安全保障上、重要な地域である事だ。アメリカ統治時代の
「防空識別圏」を日本が当時のままに放置しているため、島の西半分の
上空が台湾の管轄という。海自の哨戒機や定期航空機が気象条件等に
よって境界線を越えると台湾空軍がスクランブル発進してくる。台湾は
いま友邦だからいいが、台湾が香港化した時はこれが中国空軍の
スクランブルに変わる。その台湾の命運を与る総統選挙は来年にある。

<< 2007年 8月  
 

湘太


藤沢在住30年、2005年の定年から「アカ落とし」に精を出す日々とか。司馬遼太郎を片手に大和路を歩き、修二会では念願の老師との対話を実現、その行動力には脱帽。日々、好奇心のアンテナを張り、出会いを求め歩く…「人に、風に、ことばにであう旅にでる 出逢いが別れであるとしても・・」



 
藤沢市市民記者一周年記念誌「ふじ記第1号」
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「市民記者養成講座」は慶應義塾大学金子郁容研究室(文部科学省/現代GPプロジェクト)と藤沢市の共同で開催され、ISIS編集学校(編集工学研究所)のカリキュラムの一部が利用されています。また、この市民記者のページは編集工学研究所のサポートで運用されています。