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電縁都市ふじさわ市民記者養成講座を修了したみなさんです。
 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー24
「―引地川下流域にゆりかもめが乱舞―」
2011年1月26日

船競う堀江の川の水際(みなきは)に
    来(き)居(ゐ)つつ鳴くは都鳥かも
        大伴 家持 万葉集 巻20 4462 


「都鳥」と「ゆりかもめ」は、明らかに種を異にしていますが、万葉の時代はゆりかもめを都鳥と言っていたようです。
いきなり万葉の歌を持ちだして恐縮ですが、ゆりかもめは,天平の時代(756年)にも、歌にも詠まれるほど人々に身近な存在であったようです。

     
   
 

「ゆりかもめの夫婦か 仲良く一休み」

 

引地川にも、冬には越冬のために飛来し、作橋を少し上がった鉄管の上が、彼らの餌場であり、休息する場所でした。

筆者は、毎年お正月に、引地川への散歩に出かけますが、鉄管の上のゆりかもめの一列横隊の様子は、その姿から絵になる光景でした。

     
   
 

「5前のお正月に撮影したものです」

 

また、夕暮れになると太平橋の電線の上が、彼らのがねぐらに帰るための休憩場所となっていました。

     
   
 

「夕暮れに太平橋上部の電線で一休み」

 

所が、ここ数年、鉄管の上も川鵜のみで、ゆりかもめの姿を見かけなくなっていました。

     
   
 

「川鵜のひとり舞台」

 

その原因は、橋の上への鳥のフン公害をなくすため、電線の上に細い線を張り2重にして、鳥たちが電線を掴めない様にしたことが、その一つと考えられます。

しかし今年は、ゆりかもめが引地川に帰ってきており、拠点を富士見橋に移し水面を乱舞しています。
藤沢の自然を愛する筆者としては、フン公害の問題はあるにしても、大歓迎です。

     
   
 

「富士見橋上部の電線にて」

 
     
   
 

「水面を乱舞しています」

 

所で、鳥たちも、生きてゆくための工夫は欠かさないようです。
太平橋の上のかの電線を良く観察してみると、上部に細い線を張っている留め金を横に倒して、電線を掴めるようにしています。素晴らしい進化でしょうか。

     
   
 

「留め金が横に倒れているため
電線を掴めるようになっています」

 

その代わり、太平橋の上は、ご覧のあり様です。
これではたまりません。

     
   
 

「太平橋の上は鳥たちのフンで真っ白です」

 

ここは藤沢市としても、ゆりかもめなどの鳥たちとの共生のため、ひと踏ん張りしてもらいたいものです。

そのための一つの提案として、鳥たちが止まって休める場所を橋の上にかからない別の場所(フンが川面に落ちる場所)に設けるなど、工夫も必要のようです。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー23
「スズメの露天風呂」
2010年4月7日

―最近見かけることが少なくなった鳥たち(その1)―

ある年のお正月に引地川沿いを散歩中に、鵠沼海岸近くに差し掛かったところで、女房が“スズメが水浴びしているよ”とのこと、横丁の路地を見ると、未舗装の道路の窪みの水たまりに数羽のスズメたちが近寄ってきて、水浴びをはじめたところでした。

     
   
 

数羽が水浴び開始。
そばで、他の鳥が見物しています。

 

暫くそっとその様子を観察しているうちに、先に入っていたスズメが仲間を呼び寄せたかのように、周りから数羽が集まりはじめました。

     
   
 

水浴びの数が増えて、
周りにも集まってきています。

 

その内全員が仲良く温泉気分で水たまりに入って、実に和やかな雰囲気となり、思わず“いい湯だな”と歌いたくなる情景でした。そばに水風呂も完備した、温泉場の風景です。

     
   
 

この込み具合を見てください。
気持よさそうですね。

 

この写真を撮影したのは、平成17年のお正月でした。
この当時はどこでもお馴染みであった、このようなスズメの集団に、最近ではお目にかかる機会が本当に少なくなっています。

その原因の一つに、以前は松林であった所の樹木を全て伐採し、そこに密集した住宅が立ち並び、また農地であったところが同様の住宅へと変身してしまったことにより、スズメのお宿が奪われ、更にスズメたちにとって馴染みのレストランまでもが少なくなってしまったことより、その生息域が極端に狭められてしまったことが挙げられます。

     
   
 

以前は、ここら一帯は湘南らしい松林であった。

 
     
   
 

向こうの住宅は、全て農地でした。

 

この少子化の時代に、いくら人気がある地域といえども、もう押し合いへしあいの密集住宅は要りません。

今や“スズメのお宿”が作れる環境を再構築する時代に来ています。
藤沢市にとって、自然との調和がとれた街創りのため、自然環境の保全へ舵を切る政策の転換が強く求められています。

また、スズメたちの露天風呂での”ピーチク パーチク”に早くお目にかかりたいものです。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー22
「カワセミ(翡翠)は青い宝石」
2010年1月14日

カワセミは、漢字では「翡翠」と表記され、青い宝石と譬えられるコバルトブルーの美しい鳥です。
平成4年10月1日に、藤沢の象徴として市の鳥に指定されています。
湘南のイメージに良くマッチしています。

     
   
 

カワセミの写真 秋山孝さん撮影

 

カワセミは、全国の河川、湖沼、海岸に棲む留鳥で、長く鋭いくちばしを持ち、頭は大きく尾が短い独特の体型をしています。すずめより少し大きく、魚を餌とし、木の上やホバリング体勢から水の中へ素早く飛び込み、一瞬のうちにくちばしに咥えて戻ってきます。
この様子を観察するのも楽しみの一つです。

記者が、カワセミの素晴らしさに魅せられ観察を始めたのは、藤沢市主催の生涯学習大学の講座、「藤沢学・藤沢の自然」を受講し、受講メンバーで「藤沢の自然環境とカワセミ」をテーマに研究グループを作り、観察会や情報交換を行ったことがきっかけでした。

カワセミは、飛ぶスピードが早く、なかなか見ることができませんが、一羽ずつ縄張りを持っていて、何時も休むところがあります。
その受講メンバーで、その場所を「カワセミの発見地域」としてまとめてみました。
そこではカワセミにお目にかかれる機会も多いのではないかと思われます。

     
   
 

MAP(クリックで拡大)

 

現場へ行きますと、カワセミ・マニアが大砲のような望遠カメラを構えて、シャッターチャンスを覗っています。記者はその様なカメラはありませんが、小さなデジカメで撮影した写真をご紹介します。少し焦点ボケはお許し下さい。

     
   
 

長久保公園にて(平成21年9月15日撮影)

 
     
   
 

境川上流にて(平成21年11月5日撮影)

 

カワセミの棲む環境は、治水のためのコンクリート護岸により、年々その生息域が狭められているようです。

次の写真は、長久保公園近くの引地川の土手でたまたまコンクリート護岸が崩れた所に、カワセミが作った巣跡です。現在は、既にコンクリートで固められています。

     
   
 

平成21年2月に近藤和弘さん撮影

 

カワセミが藤沢市の象徴であれば、行政の取り組みとしても、コンクリート護岸を部分的に自然護岸へ回帰させるなど、巣作りできる環境を整え、市民がもっと身近にカワセミにふれあいその美しさを観賞できるような施策が望まれます。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー21
「引地川へ鮭が遡上??」
2009年12月1日

11月5日の神奈川新聞によると、引地川の中流域(河口から約7.5`遡った石川岡田橋近く)で10月31日午前「サケを釣り上げた」「目撃した」との市民情報が相次いだ とのことです。(11月5日:県水産課より内水面での鮭の捕獲禁止通達)
記者は、残念ながら目撃しておりませんが、引地川で遊泳している記念すべき鮭の写真(11月3日午前10時ごろ撮影)を入手しました。何はさておき、まずご覧頂きたい。この写真の鮭は、体長約60cmの雄とのことです。
前述の釣り上げられた2匹は雌で、体長は85cmと70cm、重さはいずれも4キロ、お腹にこぼれ出るくらいの卵が詰まっていたそうです。この雄は、2匹の雌を引き連れて、産卵のために引地川の中流域まで遡上してきたのでしょうか。

     
   
 


 

鮭は、本来冷たい清流を生息域としており、太平洋側では、利根川以北、日本海側では、山口県以北に分布しているとされています。ここ引地川での鮭の目撃は、長年引地川と生活を共にしてきた長老も初めてとのこと。
11月24日の朝日新聞によると、神奈川県での目撃情報は、藤沢市の引地川、逗子市の田越川、横浜泉区の和泉川、横須賀市の竹川、川崎市の多摩川等だそうです。漁師さんへの電話での取材よれば、相模湾では暫く藤沢の定置網にもかかったようですが、現在は小田原あたりでぼつぼつ上がっているとのことです。

さて、何故に温暖な引地川へ鮭が遡上してきたのか、その由るべき所以は今のところ諸説あり定まってはおりませんが、海流の影響説が有力です。
今年の10月から11月にかけて温暖な黒潮が千葉の房総半島から離れた場所を流れたことにより、親潮の冷水が相模湾へも流れ込み、それに乗って鮭が南下し引地川へ遡上した可能性が高いと見られています。それを裏付けるものとして、嫌われものの“越前クラゲ”が、日本海から津軽海峡を越えて太平洋側へ流れ込み、親潮に乗って一時期、相模湾の定置網にかかったことが話題になりました。

しかし、その理由の如何に係らず、鮭が遡上できるほどに引地川がきれいになったとことは、今までの藤沢市と市民が一体となっての地道な努力の賜物と言えるのではないでしょうか!!
更なる水質の浄化、自然護岸への回帰、河川のゴミなど景観への配慮等々、引地川を鮎・翡翠・蛍・海亀・鮭等が共生できる清流として、また後世に誇れる藤沢市の自然遺産として、官民一体となった一層の取組が望まれます。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー20
「自衛隊観艦式」
2009年11月6日

10月27日午後7時56分ごろ、関門海峡で海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船が衝突しました。護衛艦「くらま」は、今年開催された「自衛隊観艦式」へ参加の後、母港の佐世保へ帰港途中とのことでした。

護衛艦「くらま」は、3年前の「2006年・観艦式」にも旗艦として参加していたことを思い出し、その時の「観艦式」の画像ファイルを開いてみました。確かに、撮影されていました。

     
   
 

今回衝突の「護衛艦 くらま(艦番号:144)」

 

この機会に、海上自衛隊の観艦式とはどの様なものか、当時の写真により振り返ってみましょう。

そもそも観艦式の起源は、1347年の英仏戦争の時に、英国王エドワード3世が出撃する際に、その威容を観閲したことに始まるといわれています。

我が国では、明治元年・天皇陛下をお迎えして、大阪・天保山沖で実施された観兵式が始まりであり、旧帝国海軍の観艦式は、昭和15年横浜沖で実施された「紀元2600年特別観艦式」が最後で、その当時は艦艇98隻・航空機527機が参加した極めて壮大なものであったとのことです。

自衛隊としては、昭和31年に「自衛隊記念日」が制定され、観艦式を実施することが定められています。3年ごとに開催され、今年で26回目となります。
                (FLEET REVIEW 2006より抜粋)


出港(午前9時30分)に先立ち、本番では旗艦の甲板上で総理大臣(今回は菅副総理)の訓示がなされます。
軍艦マーチがよく似合います。

     
   
 

出港前の訓示と軍楽隊の演奏風景

 

いよいよ隊列を組んで観閲のための海域へ出発です。

     
   
 

観艦式の海域へ航行中の艦艇

 

出港直後は、艦長はじめ航海士は、一般の船舶の往来もあり緊張の連続とのことです。

     
   
 

出港直後の艦橋風景

 

現場海域へ到着後、いよいよ観艦式の開始です。まず護衛艦・潜水艦等の艦隊が一列縦隊で航行し、順次観閲を受けます。

     
   
 

護衛艦・艦隊の受閲

 

潜水艦の艦隊の先頭艦とドルフィン運動と呼ばれる潜航・浮上を繰り返しながら航行中の潜水艦です。

     
   
 

潜水艦・艦隊の先頭艦の受閲

 
     
   
 

潜水艦のドルフィン運動

 

航空自衛隊も参加し、航空機の観閲も受けます。F-2ジェット機はじめ各種飛行機やヘリコプターの飛来は壮観です。

     
   
 

ヘリコプター隊の受閲

 


実際に、対潜ロケット弾の発射訓練も実施されます。

     
   
 

対潜ロケット弾の発射

 
     
   
 

対潜ロケット弾の着弾

 

その他に、インド洋で話題の「洋上補給」や、「飛行艇の離着水訓練」等ののち、午後4時に横須賀港へ帰港、夕闇せまるころ接岸です。

     
   
 

艦艇の接岸風景

 

以上、私の画像ファイルよりのレポートです。
                            完

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー19
「第9回引地川清掃 −スマイル−」
2009年9月8日

毎年恒例の「引地川清掃と川遊び会」へ参加しました。

この清掃活動は、引地川清掃実行委員会の主催ですが、藤沢青年会議所、パートナーシップ善行、荏原製作所、湘南海岸をきれいにする会など、藤沢市の地域・企業・ボランティア団体等が一体となった年1回のイベントで、今年は「スマイル」をキャッチフレーズとし、8月29日(土)に開催されたものです。

     
   
 

ポスターの小学生の作品が素晴らしい。
(ポスターの提供:藤沢青年会議所)

 

大庭親水公園へ子供と共に総勢約200名が参集し、午前10時に川へ入り、また川原を歩いてのゴミ拾いの開始です。
約1時間の活動で、川中と周りの川原の空き缶、ビニールごみ、弁当のポイ捨て、農薬の袋等々、驚くべきゴミの量です。何故、自分達の飲食した物をそこらへ置いて帰るのか、公衆道徳の優れていたわが大和民族の、憐むべき光景を目の当たりにすることになります。

     
   
 

さあ、水へ入るよ。深みへはまらないように。

 
     
   
 

親と子が共に手をつないで川に入るこの楽しさ。

 

家では、ややもすると「粗大ごみ」と揶揄されることもあるお父さん方も、ここでは大いに活躍しています。

     
   
 

これ、たのむよ。よしきた。

 

どうだい、この成果!

     
   
 

くらしまちづくり会の皆さん

 

ゴミ拾いの後は、カレーの炊き出しが楽しみです。川辺の木陰で食するこの美味しさはまた格別です。
是非来年は、このカレーをご賞味下さい。

     
   
 

ご飯 少なめにお願いしま〜す。

 

昼食後のイベントは、いかだによる川下りが待っています。ボランティアの学生が、へっぴり腰で、いかだの準備中です。

     
   
 

これって、子供が乗って大丈夫かな?

 

本日は、暑さも残る初秋の快晴のもと、川の清掃といかだによる川下りなど、引地川の水辺で水に親しむことにより、親と子の、また地域のお父さやお母さん方の絆も強まったことでしょう。

参加された皆様、御苦労さまでした。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー18
「お散歩猫 私は“にゃー”よ! ―その1―」
2009年8月22日

【私のお散歩】

私は、ノラをしていましたが、この家の娘さんに家へ上げて貰って、早いもので、彼是11年になります。ノラ時代に子供も3匹生んだ経験もありますの。

     
   
 

ちょっとポーズしました。宜しくね。

 

今じゃ、歴とした“箱入り猫”に納まっていますの。

     
   
 

引き出しが空いていたので、納まってみました。

 

私の現在の趣味は、朝晩の“お散歩”です。
朝と夕方には、ご主人さまへおねだりの“にゃー”の一声で、お散歩へ連れて行って貰います。言ってみれば、ご主人さまは私のお散歩の用心棒ね。頼りにしています。

     
   
 

うん! 
待ちに待ったお散歩のお声がかかったようだわ。

 

ちょっと腰の具合が悪いので、出かける前の準備運動は欠かせないわね。

     
   
 

爪とぎと背伸びの運動中です。

 

私のテリトリーへ傍若無人に侵入してくる輩のため、玄関先の駐車場へ私の匂いを十分に染み込ませておくことも重要な日課です。

     
   
 

玄関先の駐車場で“ごろごろ、すりすり”中です。

 

いよいよ出発です。
ご主人さまは、お散歩にはゴルフクラブを必ず持って、私が寄り道して待たせると、コツコツ地面を叩いて、早くしろと催促しますの。
ゆっくりしたいのにネ!

     
   
 

さあ出発ヨ!

 

私は、他の猫や散歩中の犬が苦手で、角々での警戒は怠りません。
ここは、用心棒にしっかり見張りの仕事をして貰っています。

     
   
 

どおお! 大丈夫?

 

私は、近くの駐車場の塀が大好きです。
と言うのも、ここにお友達の猫も時折会いに来てくれます。

     
   
 

お友達は来るかしら。

 

この後は、家へ戻って庭をぐるりと一周、私の狭いテリトリーの見回りは欠かせません。私が必ず立ち寄る場所は、裏の枯れた桜の切り株の上と玄関脇の枝が横に這い出た松の上です。この上に乗っているときは、私の天下。ご主人さまが手を出してくると、“猫パンチ”をしますのヨ。ホホホホ・・

     
   
 

狭いけれど、天下を取った気分ネ。

 
     
   
 

さあ、手を出してごらん。パンチで一撃ヨ。

 

散歩を毎日楽しみにしているのは、私なのかご主人さまなのかニャー?
また、お会いしましょう。

 
市民記者 No.106 東善治 郡司薫
 

■コラム:逍遥ー17 共生 引地川ー225

「講座合鴨農法」
2009年8月12日
     
   
 

浅野先生の講義(日本大学生物資源科学部)

 

石川丸山谷戸の湧水を使い谷戸で合鴨米を作っておられる須田直吉さん。合鴨農法を研究しておられる日本大学の浅野紘臣教授。この際教授から合鴨農法を学び、藤沢自然懇話会の石田聡さんに谷戸の生物を現場で語っていただき、谷戸について深く知りたいと、8月4日に講座「合鴨農法を学ぶ」を開きました。参加者は約20名でした。

教室で:『農業人口360万人(60歳以上67%)、 農家数175
    万戸、年収42万円(!)、穀物自給率28%・・』の数字を
    まず見せられ、過酷な日本の農業環境と不安定な食料安保を
    知りました。

    この過酷な農業環境と合鴨農法の関係は。

・合鴨農法農家:1万戸、合鴨は全国で40〜50万羽
・合鴨農法良い点:合鴨は雑草を食べる(無農薬米)
・合鴨農法悪い点:生産性が悪い(自主流通米:10キロ5000円位)、
         寄生虫や大腸菌などの衛生面の問題。
・合鴨米の味:合鴨米が味の点で特に普通米より優れているわけでは
       ないのですが、無農薬米という先入観が強くあれば、
       特に美味しいと感じるようです。
・浅野先生の疑問:合鴨農法はいわば1940年代以前の非効率な
         農法です。果たして日本の食糧確保に繋がるの
         でしょうか。
・合鴨農法の未来:生産者の思い入れと支持者の存在にかかっています。
・記者の感想:合鴨農法は農家の窮状を救いはしませんが、農業に灯りを
       点しているように思います。

     
   
 

石田さんに引率されて谷戸に入る

 

谷戸で:石田さんの引率で谷戸の観察をしました。藤沢の他の二つの
    谷戸に比べて谷の高低差があり、水量も多く、水温も低いそう
    です。ヒグラシやウグイスが鳴きオニヤンマが飛び交い、
    今では珍しいツチガエルを見て、この谷戸に懐かしさを抱き
    ました。参加者のみなさんも圧倒的な自然と絶妙な解説に少々
    興奮気味です。

    須田さんの田んぼでは南沢先生の説明や柵に入った合鴨の観察
    です。野生動物に襲われた跡を見ると、谷戸の領域を人と
    野生動物がせめぎ合っているのが分かります。

    合鴨農法には光と影がありました。豊かな谷戸とこの農法が
    共存できることを願います。

     
   
 

合鴨

 

提供:合鴨米2合(須田直吉さん)
   メジャーとエコバッグ(県藤沢土木事務所)

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー16
「ニュージーランド南島旅行記 -6-」
2009年7月21日
【スコットランドの香り漂うダニーデン】

次の宿泊地・ダニーデンまでは、ミルフォードサウンドからニュージーランド南島を真東へ横断して約420q、途中の休憩時間を含めて6時間半のドライブでした。

スコットランドからの移民により開拓されたこのダニーデンは、ヴィクトリア朝様式の建物が数多く保存されており、スコットランドの香り漂う街でもあり、またニュージーランドで最も伝統あるオタゴ大学の学生が闊歩する若者の街でもありました。

     
   
 

フレミッシェル・ルネッサンス様式の
ダニーデン駅舎(左)と裁判所(右)

 
     
   
 

駅舎の床のモザイクも汽車のデザイン

 
     
   
 

2階の汽車のステンドグラスも素敵です。

 

街の中心は、“The Octagon”と呼ばれる8角形の広場があり、それを囲むようにゴシック様式のセントポール大聖堂と市議会議事堂が建っています。

     
   
 

セントポール大聖堂(左)と市議会議事堂(右)

 

 ”The Octagon”の坂を登った所にこの街で一番古い教会がありました。

     
   
 

ファースト教会です。

 

翌日は、天気快晴。
午前10時30分、この旅行の最後のドライブとなるクライストチャーチまでの、距離にして約360qの旅への出発です。

まず、郊外の住宅街にある“Baldwin Street”に立ち寄りました。
この街は、坂の傾斜が最も急(19.3度)な一直線の坂の町として、ギネスにも登録されているとのこと。

確かに、頂上から下を見るとスキー場の滑降台の上にいる感じで、足がすくみます。車で登る気はしませんでした。

     
   
 

頂上より下を見る。

 

次に立ち寄ったのは、大きな石のボールが沢山転がっている海岸です。

これは、“Moeraki Boulders”と呼ばれ、6500万年前に海中沈殿物の中の炭酸塩とカルシウムの結晶化したものが、1500万年前に海中からせり上がってきたものだそうです。

     
   
 

“Moeraki Boulders”。
その大きさは、私との比較で判断して下さい。

 

途中にオアマルと言う瀟洒な街で昼食と買い物休憩です。

     
   
 

オアマルの中心街

 

この旅行の起点となったクライストチャーチのホテルへは、午後5時に到着です。ニュージーランド南島の南(下)部分2/3をほぼ1周し、 全長約2000kmのドライブ旅行を無事に終了しました。

この旅行を通して特筆すべきは、全行程の中で、空き缶・ビニールごみ・たばこの吸い殻など、我が国でお馴染みの道路や川などへのゴミのポイ捨ては、全くお目にかかれなかったことです。この様な素晴らしい公衆マナーこそ、藤沢市の環境改善への第一歩かもしれません。

最後になりましたが、願っても再びは叶えられそうもない天候も含めて、この素晴らしい「ニュージーランド南島旅行」を企画し、コンダクターを務めてくれた友人夫妻、並びに同行しこの旅行を共に楽しんだ2夫妻へ、心より感謝します。
                                 完

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー15
「ニュージーランド南島旅行記 -5-」
2009年7月10日
[激変する原始の断崖 大瀑布ミルフォードサウンド]

夜中にシール(オットセイ)が“雨が降っているよ”と、船底を叩いてワイフを起こしたようです。デッキへ出てみると、何と外は土砂降り、シールが船の周りを泳いでいたとのことです。
     
   
 

雨の中、船底をかすめるシール(オットセイ)

 

何と、幸運。
翌朝のミルフォードサウンドは、期待通り夜中から早朝にかけて大雨が降ったようで、周りの景色は雨上がりの墨絵の世界が広がっていました。

     
   
 

中国の墨絵の世界を彷彿とさせてくれます。

 

更に驚かされたのは、昨日の断崖絶壁が、一面の大瀑布に変貌を遂げていたことです。あらゆる壁から、無数の滝が流れ落ちる様は、“ワアー凄い”絶句です。その滝に接近してみましょう。しばし、大瀑布をお楽しみください。

     
   
 

壁一面が玉簾の様相

 
     
   
 

滝の表情もさまざま

 
     
   
 

迫力満点

 
     
   
 

船にて滝つぼへ接近

 

外海への出口でタスマン海の荒波に揺られて、船酔いにてダウンしましたが、この大瀑布を経験することができ、感謝しながらミルフォードサウンドの母港へ午前9時30分帰港です。これからミルフォードサウンドの峠を後にして、約420q余りのドライブにて、古いスコットランドの香りが漂う学生の町“ダニーデン”へ出発です。

     
   
 

車窓から、雨上がりの草原にかすかに
虹がかかった。

 

次回(最終回)は、「スコットランドの香りが漂うダニーデン」を予定しています。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー14
「ニュージーランド南島旅行記 -4-」
2009年6月26日
[風光明媚なクイーンズタウンから、
 雄大な断崖絶壁のミルフォードサウンドへ]

ニュージーランド屈指の人気を誇るクイーンズタウンで宿泊。
ボブズヒルからのクイーンズタウンは、青い湖水をたたえたワカティブ湖とサザンアルプスが織りなす景観に、思わず言葉をなくす美しさです。
     
   
 

 

 

翌朝、クイーンズタウンを出発し、ミルフォードサウンドへ約300km車で5時間の旅です。クイーンズタウンとミルフォードサウンドは、地図上は、山脈を挟んで隣約100kmと云った所ですが、これこそ自然を大切にする国(我が国では、トンネルと高速道路工事による自然破壊)、一旦テ・アナウと云う小都市まで南下し、そこで昼食休憩後、それからまた100kmを北上、峠を超えた山懐に位置しています。

ミルフォードサウンドは、氷河の活動によりほぼ垂直に削りとられ、海から空へそそり立つ断崖絶壁の高山(最高峰は、標高1694mのマイター ピーク)が連綿と続く壮大なフィヨルド地形で、目を見張る太古の自然が広がっています。本日は、クルーズ船で宿泊です。

     
   
 

ミルフォードサウンドの港に停泊中の
“本日の宿 クルーズ船”

 
     
   
 

峡谷の間から、氷河を頂く高山が垣間見える。

 
     
   
 

豪快な滝

 
     
   
 

シール(オットセイの仲間)もお昼寝中

 

クルーズ船は、夕凪の中、ゆっくりと停泊し、モーターボートに乗り換え近くの原始の自然を観察です。

     
   
 

船は静かな入り江へ停泊

 

山腹は、シダが生い茂り、激しく氷河が断崖を削り取った痕が生々しく残っています。今にも、ひょこり恐竜が顔を見せても不思議ではない と思わせる光景です。

     
   
 

モーターボートからの自然観察

 

ミルフォードサウンドのもう一つの魅力は、雨が降った後の断崖から激しく流れ落ちる無数の滝の出現にあります。“夜の内に大雨が降ってくれれば最高だね”と皆で話し合って、今夜は就寝です。

     
   
 

船室 奥が寝台です。

 

次回は、「激変する原始の断崖 大瀑布ミルフォードサウンド」を予定しています。

 
市民記者 No.106 東善治
 
■コラム:逍遥ー13
「ニュージーランド南島旅行記 -3-」
2009年6月3日
【夕日に染まり行く、また朝霧に霞む Mt・クック】

宿泊は、Mtクック・ヴィレッジと呼ばれる居住区にある“ハーミテージ・ホテル”です。居住区は、きわめて限定した地域のみに許可されているとのこと。それだけに、ホテルの窓からは、Mtクック国立公園が一望できます。
     
   
 

夕暮れを迎えるMt・クック国立公園

 

太陽も山影に沈み、月が左の氷河上に少しずつ昇りはじめました。
     
   
 

左の山の稜線上の点が月です。

 

山頂が、残照から茜色に染まり行く刻々の変化を見せてくれます。
     
   
     
   
     
   
 

美しく茜色に照り映る山頂

 

翌朝は、一面の霧の中、時々朝日に映えて山頂が顔を覗かせてくれました。

     
   
 

朝日に輝くMt・クックの東面

 

夕暮れから翌朝にかけての、このMtクックの光による装いの変化は、幾多の画家がキャンバスの上に求めてきた大自然への憧憬でもあり、またその美しさなのかもしれません。

早朝、高原地帯に生息する世界で唯一のオウム“ケア”がご挨拶に!

     
   
 

“おはよう”

 
     
   
 

“ハイ、さようなら”

 

次回は、「風光明媚なクイーンズタウンから、原始の断崖 ミルフォードサウンドへ」を予定しています。

 
市民記者 No.106 東善治 郡司薫
 
■コラム:逍遥ー12 共生 引地川ー210
「清流談4−4」
2009年5月22日
     
   
 

うなぎ約40センチ
(引地川・大庭親水公園:捕獲後放流)

 

郡司:次が最後のテーマです。川は広域行政の話ですね。多くの関係者
   が絡んでいます。市、県、事業所、農家、学校、市民などです。
   また多くの自治体も絡んでいます。しかしみなさん単独で活動し
   ているように見えます。各々の力が分散しているように思えるの
   です。皆が連携してやればよいのです。藤沢市で二河川の(水質
   向上)協議会のようなものを立ち上げ、機能し始めましたら周辺
   の自治体と共同で推し進めるのです。現在の二河川協議会は予算
   が59万円で、みなさんものすごい努力をしておられ、頭が下が
   りますが、(環境向上)協議会的なものが必要なのです。

市長:そうですね。協議会を検討したいですね。横断的なものをね。
   二河川協議会は59万円ですか・・。このほど広域行政として
   茅ヶ崎市や寒川町 からも人を出していただき、やっと二市一町
   で協議できるようになりました。事務所はここにおいています。
   これからは大和市や綾瀬市にも入ってもらいたいですね。

郡司:藤沢市で協議会を始め、他の自治体に広げるのです。まず塊より
   始めよ、です。

市長:境川、引地川に関してはスライドを作りました。二本の川が縦軸
   で谷戸も入っています。僕は自然の大切さをどこに行っても話し
   ています。国に行っても話しました。廣瀬先生にも協議会ができ
   れば入っていただくとよいですね。総合計画で旗を立て、協議会
   を開き、大和市や綾瀬市に広げていく。 しかしですね、毎日鮎
   ということではなく、時折(カタクチイワシの)シラスも食べた
   いですが。

記者:本日はありがとうございました。

     
   
 

ハグロトンボのヤゴ
(引地川・大庭親水公園:捕獲後放流)

 
 
市民記者 No.106 東善治 郡司薫
 
■コラム:逍遥ー11 共生 引地川ー209
「清流談4−3」
2009年5月21日
【引地川水質推移表】
 昭和61年(1986)〜平成20年(2008)
 BOD:mg/l  生物化学的酸素要求量
         少ないほうが水が澄んでいる
資料:藤沢市環境保全課
 

引地川水質推移表 昭和61年(1986)
〜平成20年(2008)

郡司:次は4番目の質問です。ここに環境省が定めた河川の「水質汚濁
   に係る環境基準」表があります。国は引地川や境川の目的を決め
   ているわけです。両川ともD指定、つまり工業用水2級と農業用
   水です。先日日本大学で開催した廣瀬一美先生の講義の後のグル
   ープ討論では三名がC指定、B指定と上げていくべきだと指摘しま
   した。国の指定が現実的には甘いので、実はすでにBODではC指
   定水準の水質になっていると思われますが、県や市、そして事業
   所、農家、市民も甘い水質基準を守ればよいのです。皮肉なこと
   にこの表が水質向上の推進力になるのではなく、むしろ足枷とな
   っています。B指定までくれば、鮎が適正に棲め、藤沢市民や二河
   川の沿川の住民は夕方鮎を釣り、お膳に乗せるわけです。
   田舎であたりまえのことを、この藤沢の川で実現することが我々
   の願いです。環境省の表を、我々の足枷から、水質浄化の推進に
   利用できるように活用して行きたいものです。

   http://www.env.go.jp/kijun/wt2-1-1.html
   生活環境の保全に関する環境基準(環境省)

市長:市としては上流の自治体や県と話して皆で国に働きかければ、
   そのあたりは変えていけるかもしれません。これは面白いですね。

郡司:20世紀は国が上からこの川の水は工業用水にするとか決めまし
   た。21世紀は地域の自治体や市民が事業所や農家などと一緒に
   なって、下から決めるべきです。例えば引地川沿川20万人の
   人達は水質を清流、鮎の棲める水になることを望んでいると思い
   ます。市長は海のゴミの70%は川からだから、川をきれいにし
   なければとおっしゃっておられます。

市長:議会のご了解をいただいて新しい市民目線の総合計画の中に
   取り込めればいいと思います。

郡司:市長の任期は最長三期12年ですから12年でやってほしいで
   すね。

市長:12年では遅い。最長12年ということだから。こういうものは
   8年でやるとか、総合計画に入れていかねばいけないのです。
   次ぎの市長さんの可能性もあるので分かるようにするのです。

     
   
 

市長面談

 
 
市民記者 No.106 東善治 郡司薫
 
■コラム:逍遥ー10 共生 引地川ー208
「清流談4−2」
2009年5月18日
     
   
 

合鴨の群れ(六会地区須田牧場横)
須田直吉さん提供
撮影:辻堂写真クラブ 羽生四元治さん

 

東:第二点は農薬などの環境ホルモンに関する問題です。先日の
  廣瀬先生の講義の主題でした。おそらく農薬や家庭・事業所の排水に
  環境ホルモン関係の物質が入り、引地川や境川の鯉に影響があった
  との報告です。(数年前の調査)六会地区の須田さんは農薬のために
  田んぼや小川から生物が減ったことを憂い、農薬を使わない
  “合鴨農法“を実践されておられます。このような農法による
  農薬や環境ホルモンを 減らす施策を望みます。

市長:藤沢市の関連部門などとパイプをつなぎながら、一緒にやってく
   ださい。

東:第三の課題として、河川の環境浄化には市民や生徒が実体験から
  環境を学ぶことと思います。先日引地川鯉流しのために、4人で、
  約3時間程川の掃除を行いましたが、その時に1トン近くの雑多な
  ごみが上がりました。学校教育や市民に川や海岸の掃除、合鴨農法
  (須田さんの合鴨農法の写真と合鴨米を市に手渡す)、シラス漁法、
  緑道、引地川環境保全施設などを通した環境への理解を深める
  施策をお願いします。

市長:僕は一中のおやじの会ですけれど、一中でも合鴨農法をやって
   います。
   須田さんの写真は天神小学校ですか・・。
   藤沢小学校、本町小学校、一中で「こめこめ クラブ」というこ
   とでもう何年もやっています。もち米です。
   年によって違いますが、収穫された量はすごいですね。
   藤小と本町小で分けています。市民や学校に環境への理解が進む
   ようにやっていきたいですね。

     
   
 

市長面談

 
 
市民記者 No.306 東善治 郡司薫
 
■コラム: 逍遥ー9 共生 引地川ー207
「清流談4−1」
2009年5月16日

日時:平成21年4月28日 11時から30分
場所:市長室
面談者:藤沢市海老根靖典市長 山口剛環境都市政策課課長補佐
    池田潔市長室主幹補佐
聞き手:郡司薫市民記者 東善治市民記者

     
   
  市長面談  

記者:本日は忙しい中時間を割いていただき有難うございます。

東:先日我々は日本大学の廣瀬一美先生の講座「引地川の環境と生物」
  をもち、その後出席者で引地川環境向上のための自由討論会を開き
  ました。本日はその中で重要と思われる5点について話し合いたい
  と思います。市長へは当日の全討論内容をお渡しします。
  昨年は30年ぶりに鵠沼海岸で海ガメの産卵も見られました。海の
  浄化は川の浄化からです。我々は引地川の環境の向上を推し進めた
  いと考えております。

  第一点は引地川の4本の支流、つまり蓼川、不動川、一色川そして
  小糸川ですが、ここに生活廃水や工場排水が流れ込んでおり、水質
  の更なる浄化が望まれます。下水道整備は、藤沢・大和・綾瀬各市
  で進んでいますが下水道を利用せずに川に流されている実態があり
  ます。県の排水基準の下では事業所には、又現在のきまりの中では
  市民には、共に廃水を川に流さないよう強制できない状態です。
  事業所・家庭のみなさんが下水道を利用するように推進お願いし
  ます。

市長:下水の問題は、以前は一色川の問題が大きかったです。蓼川の沿
   川の事業所の問題は綾瀬市との関係ですね。それから小糸川の上
   流問題。不動川の方はどうでしょうか、よくなったのではないで
   しょうか。

環境都市政策課:排水が川に入る場合は、川への排出基準に合ってお
        れば、強制的に下水道を使っていただくことはでき
        ない、という問題はあります。不動川の生活廃水は
        大分よくなっています。

     
   
  講座「引地川の環境と生物」
(日本大学生物資源科学部)
 
 
市民記者 No.306 東 善治
 
■コラム: 逍遥 ー 8
「ニュージーランド南島旅行記 -2-」
2009年5月13日

【雄大な大自然を間近に ― マウント・クック(Mt・クック)】

ニュージーランドの素晴らしいところは、自然をそのままに、大切にしている所でしょうか。

テカポ湖畔のロッジで1泊し、翌朝 Mt・クックへ出発です。

     
   
  夕暮れのテカポ湖畔 “月”と
“美しき羊飼い達の教会”
 

広大なプカキ氷河湖を挟んで遥か向こうに、ニュージーランド最高峰(標高3745m)のまっ白なMt・クックが見えて来ました。約60Km先のMtクックと雲海が見事に湖面に写し出されています。空気の清澄さと、氷河湖の静寂が醸し出した風景と言えましょう。

     
   
  プカキ氷河湖の湖面に映えるMt・クック  

湖畔に沿った道を車で進み、段々と近づくMt・クックは、雄大な大自然へと我々を誘います。

     
   
  湖畔からの見た氷河に覆われたMt・クック  
     
   
  ミューラー氷河がすぐそこに  

国立公園の中心部であるMt・クック・ヴィレッジに到着後、フッカー・レイク・トラックへ挑戦です。幾つかのトレッキング・トラックが設けられており、体力に合わせたトレッキングが楽しめます。

     
   
     
   
  フッカー・レイク・トラックへ挑戦  

フッカー・レイク・トラックは、往復約4時間のコースで、Mt・クック、ミューラー氷河、フッカー氷河など様々な景観を楽しむことができます。また、このフッカー氷河湖へ向かうコースの途中には、2本の吊り橋を渡り、水の滴る岩場には、エーデルワイス?の花の群生などが疲れを癒してくれます。

     
   
     
   
  吊り橋と岩場にエーデルワイス?  

このトラックの目的地であるフッカー氷河湖は、フッカー氷河の先端部であり、氷河が崩れて湖に流れ出しています。その氷河の断片を手で掴むことが出来き、太古の氷に感激です。

     
   
  上部が砂で覆われた氷河の先端部  

帰路は、氷河で削られたU字谷を望みながらの散策が楽しめます。

     
   
  遠くにU字谷を望む  

次回は、「夕焼けに染まり、朝霧に霞むMt・クック」を予定しています。

 
市民記者 No.306 東 善治
 
■コラム: 逍遥 ー 7
「ニュージーランド南島旅行記 -1-」
2009年4月25日

【英国が薫る「庭園都市」−クライストチャーチ】

     
   
  クライストチャーチのシンボル 大聖堂  
     
   
  市内を走るトラム  

・クライストチャーチは、人口が藤沢市より若干少ない35万人、
 ニュージーランド南島の中心都市として、唯一の国際空港を備え、
 空の玄関口として機能しています。

街の中心部は、英国の面影を残すゴシック様式の建物が立ち並び、少し歩くと広大なハグレー公園に導かれ、花と緑に彩られた「庭園都市」として、ゆったりとした空気が流れています。
街の中心部を流れるエイヴォン川の美しさのおかげかもしれません。

     
   
  街の中心を流れるエイヴォン川  

・ハグレー公園内は、緑と花に溢れ、市民の憩いの場になっています。

     
   
  広大な芝生と大木のハグレー公園  
     
   
  ハグレー公園内をゆったりと流れる
清流・エイヴォン川
 
     
   
  公園で花とライブ演奏を楽しむ市民  

・食事も、市内の良く手入れされた公園内のレストランで楽しめます。

     
   
  近くの公園内のレストランでの食事風景  
・また、街のあちこちで色とりどりの花が咲き誇っており、自宅の庭も
 思い思いのガーデニングで、訪れる人の目を楽しませています。
     
   
  庭の花の手入れが素晴らしい。  
     
   
  大輪のダリヤ、種類も様々。  
・時が、ゆるやかに流れて行きました。
・次回は、【雄大な大自然を間近に ― マウント クック】です。
 
 

東 善治


辻堂へ居を構えて26年。コーヒー片手に、Jazzを聴きながら、万葉集を逍遙するのが至福の時と言う。20年以上前に始めた神社仏閣の朱印集めは、200ヵ所に届きそう。国宝建築めぐりも、全国207ヵ所のうち、80ヵ所を超える。引地川を自転車で、あるいは近くを愛猫のお供で散歩をしながら、花いっぱいの護岸を夢想する。



 
藤沢市市民記者一周年記念誌「ふじ記第1号」
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「市民記者養成講座」は慶應義塾大学金子郁容研究室(文部科学省/現代GPプロジェクト)と藤沢市の共同で開催され、ISIS編集学校(編集工学研究所)のカリキュラムの一部が利用されています。また、この市民記者のページは編集工学研究所のサポートで運用されています。